みなさん 地域医療と聞くとどんなイメージがありますか?

「Dr コトー診療所」のイメージでしょうか? 最近、新作が始まっていますね。

「寝たきりの患者ばかりを診ている?」 「簡単な病気だけを診ている?」でしょうか?

 

実は医師の中にも地域医療とはどういうものをいうのかがわかっていない医師も多いのです。

わたしも地域医療を実際行うまでよく理解していませんでした。一昔前は自治医科大学卒業の先生方が中心となっていた印象です。(今でもそうかもしれません) 自治医科大学卒業の先生方はモチベーションが高くや覚悟ができているのか、私の偏見では地域医療にたいする姿勢や能力が高い印象です。

 

最近の医師研修制度では地域医療実習などもあり、若い医師が短期間だけ地域で学ぶ機会もあるようですが、腰を落ち着けて学ばないと見えてこないこともあります。

 

残念ながら若い医師にとっては大学病院の高度医療こそ「The・医療」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか? しかし高度な医療はできるけど専門性が高すぎて地域医療に向いていない医師をたくさん見てきました。これは専門性を否定しているわけではありません。専門しかできない医師が多すぎるのが問題だと思っているのです。

 

 このブログは決して医療に限定した内容を発信しようと考えているわけではないですが、時に医療について、時に田舎の生活についてなど気の向くままに発信できればと考えています。お暇なときに読んでいただければ幸いです。