桃の花が飾られ...ボンボリに灯りがともり...今日は桃の節句!雛祭りてすね...♪

慌ただしい年度末に..ふと訪れた忙中閑あり!撮り置いたビデオを早速☆拜見することに.....♪

先日高松市での「新BS日本のうた」!その中で…何時も深く心を捉えて離さ無い☆長編歌謡浪曲「あゝ松の廊下」!  日本の歌謡界に大きな金字塔を打ち立てられた☆三波春夫先生の珠玉の名作!
浪曲界から華麗なる転身をされた三波春夫先生!其の過程には…浪曲界を憂い新しい長編歌謡浪曲への血の滲む様な創作努力が有りました…!
心血を注ぎ後世に伝えるべき作品を沢山☆世に出されました!日本人に流れる「忠」「考」「信」が描かれた「大忠臣蔵」を創作☆
其の作品は今☆若い歌手の方々や三山ひろしくんに依って歌い継がれる長編歌謡浪曲と成り…
老若男女の心をしっかりと捉えています!数々の名作の中でも赤穂藩主☆浅野長矩の悲劇を描いた,…「大忠臣蔵」の序章と言うべき「あゝ松の廊下」!それは~それは迫真の舞台でした!

☆元禄十四年....この日は朝からの曇り空...春とは言えど肌寒い日でありました...☆ 
☆朝野長矩
「吉良殿 吉良殿 勅使に対し奉り☆この浅野長矩が出迎えする場所は御玄関式台下にござりましょうか...それとも上にござりましょうか...今ー度お教え下さりましょう」

☆吉良上野介
「何度言うたら解るのじゃ さてさて頭の悪い田舎大名 それでも饗応役か お主の様な人間を鮒侍ともうすのじゃ ウフフフ」

☆吉良上野介
「ええい、そこを退(ど)かっしゃれ!」

☆浅野長矩
「うーむ 余りといえば 己‥上野介 覚悟!」

☆浅野長矩
「放して下され梶川殿 五万三千石家をも身をも省ず 上野介を討つは、将軍家の御威光と役職を笠に着て 私利私欲に走る人非人を斬る為じゃ」! 
☆浅野長矩
「その手を放して討たして下され梶川殿」  !


明快な台詞!指先までも研ぎ澄まされた美しい流麗な所作!凛々しい佇まい!余人を以て代え難い其の圧倒的な存在感!研鑽を重ね磨き抜かれた芸の素晴らしさ!「元禄大忠臣蔵こそ日本人の大浪漫である!」

三波春夫先生の御言葉です♪
仇討ちに見る日本人の忠誠心!時代を経ても今‥尚‥名作が歌い継がれる所以でしょか....♪観る度…聴く度‥魅了されてゆく☆三山ひろしくんの「長編歌謡浪曲」です…!
三山ひろしくんの長編歌謡浪曲は益々進化を遂げてゆきます!

今回は…大忠臣蔵の序章に迫りました…☆日本の芸能文化を担う次世代の☆水先案内となって頂きたいですね…☆
三波春夫先生の背中を追って其の偉大な足跡を踏襲して未来永劫その偉業を歌い継いで頂ける事を願ってやみません,…☆


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