母は、ごめんねと言う。
いつもの事ながら、長電話を毎日毎日…
人の噂話をする…
自分は正論だと言いながら…
いつの間にか、お米を洗うのは母だ。
でも、私が帰って来たときに、長電話してたり、帰ってきてないと…
決まって、ごめんと言う。
こころはない。
ありがとうもこころはない。
なぜ、そう感じるか?
いつも、人の事ばかり言って、相手によって言う事が違うから…
私は、なぜか、血のつながりでなくって、人とのつながりを求める。
我が子はかわいい。自分で育ててきたけど…長男はたまに、信じられない事をする。
そんな我が子に、ひいてしまうこともある。
自分が育てておいて…
だから??私って、なんなんだろう。
さみしい…冷たい人間なのかもしれない。
たぶん、両親が死んでも泣かない…
まわりからは、母に似て、気丈な娘だと見えるかもしれない。
でも、気丈でもなんでもない…
もし、涙がこぼれるとしたら…なんだろう…
そんなことありえないって…
そう思える人は、きっと幸せな家庭環境だったのよ。
私だって、矛盾は感じつつも、大人になるまで分からなかったから…
別に、私がかわいそうとは思わない。
それだけ、色んな目で物事をみえるから…
あたしはあたし、見栄を張らずに生きてるから
大切なものは、直球で守るから…。