来てくださってありがとうございます。

幼稚園教諭、保育士を経て今は小学校教諭をしているくすちゃんといいます。


小学生の面白い行動、純粋な発言が大好物です。

ここでその一部を紹介して誰かの癒やしになればいいな。と思っています。

記事は過去のこともあれば、最近のこともあります。


よろしくお願いします。


最近は知的学級の担任をすることが多いです。

知的学級と言っても、普通の公立小学校の知的学級ですので普通に会話ができる子から会話するにも支援が必要な子まで幅は広いです。


皆さんご存知ごんぎつね。


教科書は何年かに1度改訂になりますが

新しくなっても残り続けるのが

ごんぎつね。


名作です。


教える側としても

風景描写や

登場人物の心の動きなどを含めて

名作だなー。と感じる作品です。



いたずらをしたごん(きつね)が反省してお詫びの品を届けるも、またいたずらをしに来たと思われて撃たれてしまうという新美南吉さんの物語です。



ごんぎつねの冒頭は

「これは私が幼い頃に聞いた話です。」

というような内容で始まります。


【いつのことかはわからないけど昔から語り継がれてきた話】

という感じになっています。

(実際には新美南吉さん作の物語です。)



学習を進め、最後にごんが撃たれてしまった場面に入りました。

授業中でも教員も子供も悲しい気持ちになります。


ごんは本当は兵十と友だちになりたかったんじゃないかな?

ごんの気持ちは兵十に伝わったのかな?

とごんに思いを馳せている時


あれ?

この話、昔から語り継がれてきたんだよね?

冒頭部分を思い出した子が1人。


そっか。

ごんは死んじゃったけど、ごんの話は色んな人に伝えられてきたんだ。


え!

待って!

教科書で全国の小学4年生がごんの話を読んでるんじゃん!

しかも毎年!

ごんの事を知ってる人、無限にいるんじゃん!



ごんは、みんなの心の中でずっと生き続けられるんだ!


と言ったのは

なんと!!



超不思議くんのSくんでした✨


素晴らしい!


Sくん、まっすぐな気持ちで作品に向き合っていて本当にステキ✨



Sくんが言う通り、

ごんはきっとみんなの心の中で生き続けているんだと思います。



ごんが撃たれて悲しい気持ちになってしまっていた子どもたちも、

Sくんの言葉を聞いて

とてもほっこりした気持ちになれました。



純粋な子どもって本当に尊いですね照れ



↓よかったら見てみてください。

甲州弁を使った漢字ドリルです。隣でお母さんが問題を出してくれているようなほっこりする内容です。