今日は、
自閉症、中度知的障害、
自発的な発語はほとんど出てない息子が
春をもって
言語訓練を実質卒業となったお話です
息子は2歳半から
総合病院内のリハビリ科で
言語療法(ST)と作業療法(OT)を受けていました。
トータル4年半。
それぞれ月1か2かで通いました。
就学のタイミングで
続けるか辞めるか
小児科を受診して先生と相談する
という決まりだそうで。
後日受診して、
ST継続、OT終了、と希望を先生にお話しました。
で、
それでいきましょうとなったんです。
が、
そのことをSTで話したら
息子くんの場合
この年齢からあと訓練するとしたら
今までと同じくカード等を使って
名詞や概念の理解を確認する作業しかできないんです。
例えば
ある程度言葉が出ているのに【た行】だけ上手く言えないという子なら
1音ずつ発音練習をしますが、
息子くんはそもそも自発語が出てない状態なので
1音1音発音練習ということはやりません。
6歳以下だと名詞や概念を入れていく作業をして、
出ている声と結びつけて発語を促す訓練をします。
息子くんはこれまでその作業をしてきました。
この先も訓練するとしたら今までやってきた作業と同じ事をやるだけです。
でも息子くんはもう
充分知識が頭には入っていますよね。。
療法士さんは、
私の求めていることがその作業ではないことを
理解してくれていて、
だからはっきり仰ってくださったんだ
と思いました。
今まで家庭で
療法士さんからアドバイス頂いて
ABAの先生にも相談して
私が素人ながらに
色々と発語にアプローチしてきました。
そして
今やっと
声や口の形を真似するようになってきて、
『ママ』『あお』が言えるようになり
ここから発語が伸びるぞ!
というところに来たと思うんです。
やっと今
手応えを感じられるまでになったんです
でも、
STとしてもうやれることは無いです
ということですね
家庭ではこんなこともできるようになって、
最近これを言えるようになって、、
と話したら、
素晴らしいですね!
お母さんぜひそれを
ご家庭で続けてください!
と言われてしまいました
信頼関係のある家族が
毎日コツコツと生活の中で促していく、
それが1番効果があるんだ
というお話もされてました。
確かに。
療法士さんと話してて私も納得してきました。
ならばもう私がやるしか道はないのかぁ
ということで、
ST卒業
今後は半年に一度、
夏休み冬休みに1回ずつ行くことにしました。
現状を見てもらってアドバイス頂いて、
という場にしていきたいです。
あと、
また知能検査の時期が来ればお世話になるので、
半年に1回でも行って場所に慣れておけば
検査の時に緊張せずにやれてイイいな、と。
さて、これからどうしていこうか
STで
息子くんにこうなって欲しいという
希望や目標はありますか?
と聞かれて
私はパッと浮かんだ事があるんです。
会話のやり取りががしたいとまでは言いません。
オウム返しや定形文でもいいんです、
挨拶や返事などでコミュニケーションが取れたらな
と。
で、取り組み始めたのが
毎朝1回『おはよう』
を一緒に言うこと
今、『お・は・お』って感じで言えてきてて
今朝は
私がおはようと声を掛けたら
ベッドの中で普通に自分で言った〜
スゴイです息子
あと、
意思表示のカードをバリエ増やしたいなと。
カード出しつつ声も出しつつ、で
表出をどんどんしていくよ〜!
それと、
メルカリで言語療法士のテキストを購入しまして
難し過ぎて少しずつしか読めてないんですが
構造や仕組みを理解した上で私が教えられたら
最強ですよね。
そう簡単にはいかないとは思いますが
やれることはやっていきます
そして
不定期で空いた時だけ利用していた放デイが、
10月から毎週月曜に定期利用できることになった
しばらくは空きが無くて難しいだろうと覚悟していたので、
思いがけずの嬉しい知らせ
この半年で利用できたのは4回かな。
それと支援計画を話し合ったり等
面談は何度もさせてもらってて、
やっぱり信頼できる!って感じてます
息子は、もってるなぁって思うんですよね
保育園・児童発達支援・ABA・就学アドバイザーさん・小学校・放デイ、、、
全てが息子が引き寄せたステキな出会いです
これまで
県外の児発を中心に療育してきましたが、
地元での居場所作りに力を入れていく
そんな流れがきてるなぁと感じます。