Tell me why 34 | 01-maiのニノ & 3児の母ちゃん blog

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嵐・二宮和也❤︎に関するつぶやき〜

夢で会えたお話。
妄想のお話。



目を開けたら、ホテルのベッドの上だった。


生きてる…


「あ、起きました?具合悪くないですか?」



「あの…わたし……」
頭がフワフワする。


「二宮さんが連絡くれたんです。」



「そうだったんですか…。あの、カズさ……二宮さんは…?」 



「二宮さんはお仕事です。どうしても抜けられなくて。」


「あの…私、なんだったんでしょうか。」


「過換気症候群…つまり過呼吸じゃないかって。でも、一応落ち着いたら病院受診した方がいいんじゃないかって、ドクターが言ってましたよ。」


「そうですか。すみませんでした、ご迷惑おかけして…」


「いいえ。それより…ふふ。二宮さんがとても心配してましたから、ご連絡してあげた方がいいと思いますよ。過呼吸じゃないかってことは伝えてありますけど、あれから3時間は経ってますから。」


3時間⁉︎そんなに?」


「えぇ。それじゃあ、また何かありましたらいつでもご連絡下さい。」


「色々ありがとうございました。」


田中さんが去ったあと、早速カズさんに連絡をする。


長いコール音の後、

『もしもーし!アコちゃん?大丈夫?あ!こちら、ニノの携帯です!

“ニノに怒られても知んねーぞ”

いやだって、またなんかあったっって電話だったら大変じゃん!
あ、今ニノちょっといなくて!』


「あ、あの…大丈夫です。ご迷惑おかけしてすみせんでした。また後で掛け直しますので。」



『あ、うん!そーだよね!

“何勝手にやってんすか?”

あ、やべ!ニノ戻ってきた!ちがうんだよ~!アコちゃんからまた何かあったって電話だったら大変だと思って!

“俺はやめとけって言ったんだけどさー。”

“ごめんって、二ノー!俺も心配だったんだよー!”

もしもし、アコ?ちょ、掛け直すわ。』





少し経って折り返し電話がきた。

『あ、アコ、ごめんな。で、大丈夫か?過呼吸だって?も、平気?』


「うん、まだちょっと頭痛いけど…心配かけてごめんなさい。また私のせいで…、田中さんにバレちゃったね。」


『美希さん?あぁ、平気平気。美希さんは大丈夫だよ。味方、俺らの。それよりアコ、無理すんなよ。ごめんな、そっち行ってやれなくて。』


「んーん、大丈夫だよ。私は大丈夫。ごめんね、忙しいのに。お仕事頑張ってね。カズさんも無理しないで。」


『おぉ、あんがと。じゃそろそろ行くわ。また連絡する。』



カズさんとの電話を切った後、なんとも言えない淋しさに襲われ、また私は泣いた。
なんだか情緒不安定で全てが悲しく淋しく感じられた。

また過呼吸になるのではないかという不安も、大きなストレスだった。


わたしはこんなにも弱い人間だっただろうか。

強くいなくては。こんなんじゃ大切な人を守れない。
…強くいなくては。

 



.


私の過呼吸事件から1週間ほど経った頃。
私達はそれぞれの自宅へと戻っていた。

カズさんは忙しそうで連日深夜の帰宅だったが、私は徐々に日常を取り戻しつつあった。



そんなある日。
仕事の帰りに歩いていると、見覚えのある男の人とすれ違った。

その人はすれ違った途端、

「あ!」
と言って話しかけてきた。