ある日僕は砂漠を歩いていた。
喉がカラカラで死にそうだ。
朦朧とする意識。幻覚なのか砂漠の真ん中に自動販売機が見えた。
どうせ死ぬ。幻でもいいや。そう思いながら自動販売機のあるところまで歩いた。
・・・・どういうわけか本物の自動販売機らしい。
浴びるほどジュースを飲むぞ。そう思いながら財布を見た。
ある日私は砂漠を歩いていた。
喉がカラカラで死にそうだ。
朦朧とする意識。幻覚なのか砂漠の真ん中に自動販売機が見えた。
どうせ死ぬ。幻でもいいや。そう思いながら自動販売機のあるところまで歩いた。
・・・・どういうわけか本物の自動販売機らしい。
財布の中には千円札があった。
ジュースを買い一気に飲み干した。
ふと我に返った私のそばには、干からびた死体があった。
身なりも良くお金を持っていそうなのに何故?と思ってその人の手を見た。
その手には・・・・・一万円札が握られていた。