いまや人気絶頂のフィンガー5。
おばあちゃまから子供まで、お茶の間じゅうがファン。
その彼ら主演番組『進め!フィンガー5』(TBSテレビ系)の録画どり風景を東京・郵便貯金ホールへ訪ねてみた。
新米記者による舞台裏拝見。
さて、どうなるか・・・・
☆女子中学生がズラリ
いずれアヤメかカキツバタ…なんて言っちゃって。
フィンガー5の熱烈なファンは女子中学生。
本番が始まる3時間前から、授業を終えてスッ飛んできたカワイイ子ちゃんたちがズラ、ズラーリ。
会場の郵便貯金ホールの前といわず脇といわず、華やいだムード。
お目当てはフィンガー5で、新米記者くんじゃないぐらいわかってるけど、こう女の子がいるとなぜか赤面。
入場を待ってジッと我慢の子たちには悪いけど、取材のためにお先に失礼!
「おはようございます」
TBSの番組宣伝部に午後4時のご挨拶。
いよいよ活動開始。まず、舞台。
明るい照明の下で、バンドのゲイターズの連中が音合わせ。
客席にはテレビ関係者以外だれもいない。
みんな台本をまるめて、ポケットに。
カッコよさをまねて、記者くんも・・・
三歩踏み出したとたんに、テレビのカメラのおびただしい配線に、足をとられてズッコケた。モー、イヤッ。
楽屋の入口の方角から、真っ黄色の声が「一夫くん!晃っ!」と記者くんの心臓を引き裂かんばかりの声。
いよいよ5人が到着したらしい。おお、来た、来た。
ゾロゾロ、ベチャクチャ、ビョンビョン(色眼鏡の晃くんは、飛び跳ねるようにやってくる)。
さあ、新米記者のお出まし。
――一夫くん、初の持ち番組の感想は?
「演技もあるからたいへん。いまはこれに全力投球です。がんばらなくっちゃ」
――妙子ちゃんの病気はどう?
「もう元気いっぱい。今日も後から来て仕事しますよ」
大将こと妙子ちゃんが内蔵を悪くして、一時はフィンガー4になる?なんてうわさが流れたけど、元気いっぱいでけっこう、けっこう、一度はおいで。
出演者控え室があるホールの真下まで潜入。
5人は共演の山田隆夫くんや車だん吉さん、あのねのねなどといっしょで大部屋占拠。
ゲストの、太ももバッチリのミミちゃんや岡崎友紀ちゃん。かわいーい。
新米記者くん、こちらの控え室の方がいいなあ。
が、理性を働かせ、チラチラ見るだけでやめときます。
リハーサル開始。
控え室からいっせいにホールへ。
新幹線の新米駅員に扮する5人と山田くんが歌いながら登場。
デニワーンデニワーン、走る、走る、青いひかりの超特急
一夫 駅長、・・・・・(セリフを忘れて困った顔)
チーフプロデューサーがおっかない顔で「押してるから慎重に行こうや」
どんな華やかな職業にも、苦労はつきものという調教。
ところで、この番組の魅力の一つになっているのが、ジャンボマックス。
正義の味方の中身はどうなっているのかな?
なるへそ、二人がかりで顔や手足を動かしている。
肩車なんかして、わりと前近代的なのね。
ゴムのぬいぐるみの中は、アツイ、アツイ。
リハーサルが終わると、外で待機のカワイイ子ちゃんが大挙してながれこんでくる。
こりゃあ、命懸け、逃げるが勝ち・・・・
僕の仕事はここまで。さて、この続きの本番は、どうでした?