暑い。出かけるときは、タクシが必需。

駅中央改札からタクシ乗り場までが人も多いし、距離もあるので、近くの東口の通りでタクシを拾う人は多い。

 時間帯によってはタクシ争奪戦となる。

私などは勇敢というか、無茶苦茶な人とは勝負にならぬ。

何しろ道幅の3分の一くらいまで出て行って、手を挙げるのだ。

 昨日も完全に敗北状態であった。あとから来る人に次々先を越される。

今後こそと思っていたら、またまた、大きな男性が割こんきた。全身、俺が先!という感じの人だ。

彼はズイズイと車群の間を前にすすみ、離れた場所に止まっているタクシに高く手を挙げ合図をおくる。

タクシは了解して、車の間をそろそろとこっちに寄ってきた。

と、その男性が親指で、自分の後ろ、つまり私のほうに車を誘導する。

タクシも私もえ?と目をあわせる。

いいの?と思う間もなく、彼は次のタクシに合図を送ろうと更に前に出ていく。

ありがとうございます、と叫ぶ私の声は聞てないようだ。

長生きしていると、こういうこともあるんだわ。

と、簡単に幸せ満点の私。