2014年
今から10年前ですね。
検体検索の結果は、
γGTP(ガンマ・ジーティピー)の数値が、
75 (男性の正常値は、13〜64)でした。
主治医「2ヶ月断酒!」
僕「はい、分かりました。」
主治医「多分それで、数値は改善できる。」
2ヶ月後、検体検査を終えて、
(結果出るのは、20分くらい。)
診察室に呼ばれて、中に入ると、
主治医「γGTPが、225もある。ちゃんと断酒した?」
僕「一滴も呑んでませんけど、、、、」
主治医「今すぐ消化器内科で診察を受けてくれ」
俺「・・・・・・」
主治医「ピッタリ3倍になってる!なんでかな。」
院内コンサルですぐに消化器内科の部長先生のところに移動。少し待たされ呼ばれる。
部長先生ではなく、隣の部屋の先生の方に。
消化器内科医「数値を拝見しました。断酒して数値が3倍に上がってますね。あきらかに病名は、
『NASH』です。世界で研究が、始まったばかりの病気です。」
僕「あっ、はい、、、。」
消化器内科医「今、日本でこの病気の専門医は、私を含めて10名しかおりません。」
僕「断酒は、どうしたらいいんでしょう?」
消化器内科医「直ぐに断酒は、止めてください。適量の飲酒を。毎日続ける事が、重要です。来週に肝臓の組織検査をしますが、1日だけの入院となります。入院準備の説明を別室で聞いて今日は、お帰り下さい。」
僕「NASHってどういう病気なんですか?」
消化器内科医「この数値だとステージ4あるいは、4に近い3の肝炎、いわゆる肝硬変です。」
僕「薬は、出ないんですか?」
消化器内科医「現在、薬は、まだありません。」
続きます。