はいほ~
40代、めっさ昭和、母子家庭歴20年、パート社員から開始…現在はぼっろぼろの家で猫との2人暮らししながら
の社長ってのしてる、BOSSっす
いよいよレジ袋配布なくなるんね。
わたすみたいな独居老人なると
めんどくさい、が勝っちゃって
「んじゃ買います買います」言いたい星人化してまうんやけど
そ、それじゃいかんのよね
いよいよ出してみました!
「あの…あんまり仲良くさせない方が良いです!
良いと思います…。ちょっとお母さんにも言っておこうと思って。」
突然電話をしてやって来た息子の担任先生は話ももう終わろうかというタイミングでそう言った。
は??
は??
耳を疑ったあたしは、そういう自分を殊更強調するかの様に
「え???!」
と、大き目の声を発しながら先生をじっと見る。
そんなあたしの様子をどう捉えているのか、
「ここだけの話っていうと変なんですけど…。」
変やっつ、そりゃ変やっつ!
「その子、あ…かむらね??
〇〇地域あたりから引っ越して来たんですけどぉ。
〇〇地域って…ここらより全然悪くて…。丁度その子が行ってた学校に僕知り合いがいるんですけど、いやもう、同じ年とは思えないっていうか…ませてるというか何というか…。」
飄々と語る先生の気持ちがあたしには全くわからない。
大学卒業してすぐに着任したこの小学校で挨拶時に校庭でバク転をしてみせ、すぐに子供達の心を掴んだ若先生、
家庭訪問時その噂を聞いた保護者からの依頼に応えお座敷内にて同じバク転をして見せたとも聞いていた。
20分休憩には子供達と一緒になって全力でドッチボールをしているという話や、
赴任早々クラブなど無かったこの学校に、いずれ正式なクラブに発展する事を目指したバスケットチームを作り、希望者を募って顧問を担当している話のどれも、
ちなみに
息子どんはメンバーやしーーー!!
あたしは好意的に思っていた。
家庭訪問先でのバク転話については、依頼者であったとおきのお母さんから直接聞いた話だったのだが、
同じ内容をくんたろうママから聞いた際には
「させる保護者にびっくりやし、する先生もどうかと思う。」
という意見に併せ、
運動関連ばかりに集中している様で難しい年代に差し掛かっている担任としては気になるというお母さん達が存在しているという事も聞き、想いはそれぞれなのだなと考えさせられたものだったが、
息子どんにも理解深い様子で、何かにつけ気にかけ誉めてくれる事も嬉しく
はい…。
親馬鹿ですから…。
チャラ男誉める人、それいい人気分ーーー!
間接的に見聞きする先生の印象にあたしとしての疑問は無かった。
ただ、
息子どんの友達とおきについて、その家庭事情含めあたしに伝えて来た際
には本当に驚いたものだった。
その時はそれまでの先生への好印象や、息子どんが強く惹かれている事などから言葉にはしなかったあたしだったが、
2回目となるこの日の疑問について、黙っている事はできない。
「先生…?」
あたしはとうとう口火を切った。