そろそろ大河ドラマを見るのが辛いです。
週末に鹿児島に行くので、慌てて録り溜めた西郷どんを見ています。
今まさに殿が死にそうなところなんですが。
西郷どん、既に生涯忘れられない出来事が多過ぎませんかね?
城山で最後の瞬間に思い出すことがたくさんで、大変そうだなぁと思ってます。
まあ、紀尾井坂の変までみたいので最後まで頑張ろうかなとは思ってますが。
…え、やらないかな?
さてさて、大河ドラマといえば特別展ですよ。
いつも江戸博なのですが、今回は東京藝術大学大学美術館です。
江戸博改修中だからだと思うんですけど、上野で西郷どん展。
ぴったりのような、ちょっと皮肉なような。
なんと、今回の音声ガイドは瑛太さんです。
むしろ大久保利通です。
耳元で大久保さんが解説してくれます、幸せ。
ただ、多分瑛太さんで説明してくれているのよね?
淡々と説明してくれるので、薩摩弁とか、西郷のことを熱く語ってくれるとか。
大久保利通役のまま解説してくれたら嬉しかったなぁと思います。
神格化されちゃって、わかり辛い人が苦手なので。
実は西郷も苦手で、良く知らなかったりするんですが。
展覧会で今までよりかは西郷について知れたかなぁと思います。
軍服とかもありますが、やっぱり恰幅良かったのね。
しかし、着物の大きさに一番驚いたのは篤姫の衣装です(笑)。
西軍だけでなく、幕府寄りの史料があるのも嬉しいところ。
桂早之助の刀が霊山から出展されてて。
あすこ、脇差以外も所蔵してるんだなぁ。
聖徳記念絵画館の大政奉還の下図があったんですが。
隣に、二条城黒書院の障壁画。
下図の方に同じ襖が書かれているんですよねぇ。
見比べられるので、とても面白いです。
まあ、当たり前のことなんでしょうけど。
誰かの展覧会だと、片方の視点しかないのは辛いよねぇ。
会場内のVTRで、薩摩御用盗の話もなく薩摩藩邸焼き討ちで少々吃驚しました。
あ、そういえば展示で大久保さんの出身が間違ってました。
下鍛冶屋町の生まれになってましたが、高麗町よね。
この展覧会巡回展なんですが、結構会場限定が多いのかもしれない。
図録みたら結構見てないものが。
歴博から紀尾井坂の変の時の拳銃と書状が出るんだなぁ。
歴博で2回見てるけど、大阪会場で見れるなら行きたいかも。
あ、全然蛇足ですけど今回図録良いですよ。
中身とかはさておいて、だいぶ軽い紙使ってるみたいで。
厚さの割にエラく軽い。
持って帰っても手が痛くない、吃驚!
ちなみにミュージアムショップで大久保利通のグッズないかと探しましたが。
西郷隆盛ばっかりでした。(←当たり前)