ムカデは死んでも鬱を吐く | 駄ポエムは駄ポエム

駄ポエムは駄ポエム

社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

実家でも職場でもTwitterでもオフ会でも常に誰かといても疎外感を感じているだけの31年間を生きてきました。逃げ場が無い居場所が無い心休まる場所が無い傷を舐め合える場所が無い僕は常に呼吸困難になりながらも何とかかんとか生き延びてこうやって書店員の汚物を見るような視線を感じながら奇形の顔面を晒しながらこうやって小1時間ブックオフを彷徨うだけの迷惑な客に成り下がっているのだ。死にたい。死ねないけど。死ねないなら読み飽きたアフロ田中シリーズを立ち読みするしか僕にはやることが無いしやれる事が無い。どうにもならん。有線から延々と流れるウルフルズがうるさくて苛つくから耳にイヤホンを詰めて流すのはOGRE YOU ASSHOLE。メロウでサイケなバンドミュージックで現実逃避しながら上京アフロ田中をダラダラ立ち読みしながらアハハと暫く笑っていたが暫くしたら飽きてしまい本棚にアフロ田中を戻し再び無意味な放浪を繰り返しながらも何となくポケットからスマホを取り出して開いたTwitterのTLで流れてきたのは明日のMOROHAのリキッドルームでのワンマンライブの台風7号による延期告知。明日のためにしてきた節制と労働の日々が徒労に終わった感覚に襲われ心は抜け殻になり暗くなり辛くなり死にたくなりそれでも尚生きようとする自分自身に腹が立ったりしたがすぐに虚しくなりそこらに転がる適当な110円のマンガを2、3冊買った後僕はBOOKOFFから出た。自動ドアが開いた瞬間むせ返るような熱気に身体が包まれ一瞬で額から大量の汗が流れ落ちる。死にたい。死ねないけど。自販機でメロンソーダを買い駐車場に停めた自分の原付の前でちびちびメロンソーダを呑みながらも暮れていく赤い空やら目の前の道路を通り過ぎて行く車のライトの群れやらを眺めながらも暫しぼんやり黄昏れ微かに笑いながら仲良しこよしなはずのフォロワーのアカウントを見に行ったらいつの間にかブロックされていることに僕は気付く。心がたまらなく辛くなってさっき買ったマンガ2、3冊を読んで楽しくなろうとしたがたまらなくそのマンガはつまらなく辛さは深まるばかりな有り様。そして僕は思うのだ。死にたいと。死ねないけど。メロンソーダの空き瓶とマンガ2、3冊を八つ当たり混じりに力任せにゴミ箱にぶちこんだ後僕は原付に乗り帰路を辿り始めた。……高いビールを買おう。高いつまみを買おう。高いライブDVDをポチろう。高いキャットタワーをポチろう。自分にご褒美を上げて寂しいぼっちな自分を誤魔化して嘘っぱちな幸せに浸ろう。生きてる間だけは自分を甘やかしてあげよう。その甘やかしさえも通用しなくなったらその時は潔く自殺しよう。死ねないだろうけど。もうどうでも良い。とりあえず今夜を嘘っぱちでも誤魔化しでも何でも良いから笑って乗り越えらればそれで良い。それで良いと決めた。まあ、何だかんだで、生きます。よろしく。