大雪山へ!その4 急げ!編 | 帰還せよ

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素晴らしい景色を満喫できた、大雪山のお鉢めぐり
 
長い道のりを歩いて北海岳までやってきました
 
ここからいよいよ黒岳に戻ります
 
ロープウェイに間に合わないと困るので、急いで戻らなければ
 
 
あれが黒岳、見えている感じよりずっと遠いです
 
 
 
 
と言っても、下りのロープウェイの最終時間がいまいちわかっていません
 
『最終が17:30』という表記を朝のロープウェイ駅で見た記憶がありますが、それがロープウェイなのかリフトなのかがよくわかりません
 
もしロープウェイだとすると、もっと早くにリフトへ戻る必要があります
 
北海岳を出発する時の時刻はおよそ14時半
 
北海岳から黒岳までの所要時間は約1時間半
 
黒岳からリフトまでは約1時間
 
結構ぎりぎりです
 
しかも、黒岳からリフトまで1時間では辿り着かない可能性があります
 
私は下るのが遅いのです
 
となると、リフトに着くのは17時半頃になってしまいます
 
「ちょっと急ごう」
 
と言って北海岳から下り始めました
 
 
 
北海岳から黒岳へ行くには、一旦標高で320mほど下ります
 
それから150mほど登ります
 
これが疲れた足にはとてもきついです
 
 
北海岳から下山中
 
 

 

下っている最中もよい景色
 

 
 
雪渓
 

 
 
石を伝って川を渡ります
 
 
 
3回くらい渡りました
 
 
 
再び必死に上って、石室まで戻って来ました
 
 
 
急いでいるので休まず黒岳に向かいます
 
あれを登るのか~(>_<)
 
 
 
登ったら、黒岳までまた登る
 
 
 
 
黒岳に戻って来ました!
 
ここまでは時間通りです
 
朝と太陽の位置が違うので景色が新鮮に見えます
 
あれがさっきまでいた北海岳
 
 
 
 
では休む間もなく下ります
 
ここから急な下りなので地獄を見る予感がします
 
ここまで何度も上り下りを繰り返したので、すでに膝が痛いです
 
下りは膝の天敵なのです
 
 
層雲峡側は雲海が消え、山がよく見えるようになっていました
 
 
 
山頂近くにあるまねき岩がまだ下に見えます
 
 
 
下りは本当に膝が痛かったです
 
急いでいるけど速く歩けません
 
リフトの最終時間がいつなのか、わからないまま歩いています
 
17時半なら間に合うけど、17時半なのはロープウェイでリフトはもっと早いのでは?
 
という疑問が浮かびます
 
ネットで調べてみたけど、時間のわかるページが見つかりません
 
そういえば、家で調べた時も運行時刻がわかりにくかった記憶があります
 
調べるのに時間をかけるよりとりあえず下りよう、ということになりました
 
 
 
いつの間にか、周りに人がいなくなりました
 
みんなリフトまで急いで下りて行ったのでしょうか
 
もうすぐ17時になろうとしています
 
今は繁忙期だからいつもよりは遅くまでロープウェイを営業しているはずだけど・・・
 
と言いつつ心配です
 
姉が「ちょっと先に行って見てくる」と下へ下りて行きました
 
今まで先頭の私のペースに会わせて歩いていましたが、姉は本当は早く歩けます
 
私は膝が痛くてゆっくりしか下れません
 
でも精一杯急いているので、無理して動かしています
 
 
 
もしロープウェイに間に合わなかった時は、登山道から下りることになります
 
その場合、2時間くらい歩けば着きます
 
万が一に備えてヘッドライトも持参しています
 
でも膝が痛いから歩いて下りるのは絶対嫌ー(>_<)
 
 
 
17時を過ぎた頃にやっとリフトに到着しました
 
 
 
リフトで下りていると、リフトで上がってくる観光客が何人かいて驚きました
 
え、まだ時間的に大丈夫なの?
 
 
 
リフトを降りる時、待ち構えていたスタッフが腕をぐいっと引っ張ってくれました
 
(動画よりキャプチャ)
 
 
その結果、ぶん投げられたように吹っ飛ぶ私
 
(動画より)
 
 
柵がなかったら落ちていたかもしれません(笑)
 
(動画より)
 
 
 
ロープウェイ駅に着きました!
 
 
 
結局、ロープウェイの最終便は18時でした
 
今の時期は特別に18時まで営業しているけど、駅の表示には17:30がロープウェイの最終便だと書いてありました
 
最後から2番目の、17時40分の便に乗ることができました
 
 
 
 
麓に戻ってくると、鹿が2頭道路を渡って行きました
 
 
 
逃げないね
 
 
 
 
そして、層雲峡で晩ご飯を食べて
 
 
 
 
層雲峡の温泉に入りました
 
 
 
 
今回の膝の痛さはヤバかったです
 
1週間経っても違和感が消えません
 
どうやら、想像以上にダメージを負ったようです
 
か弱い私には厳しかった大雪山のお鉢めぐり
 
膝はアレだったけど、あの景色が見られたので満足です