日本の年中行事を楽しもう♪若菜摘みをして七草粥!ブログ継続5694日目 | 風呂敷文化研究家 つつみ純子の和文化研究所 

風呂敷文化研究家 つつみ純子の和文化研究所 

風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

古来中国では1月元旦は

鶏の日、2日は犬の日、

3日は猪の日、4日は羊の日、

5日は牛の日、6日は馬の日、

そして7日が人の日と

定められていました。

 

この人日の日である七日に、

唐の時代の中国では、

七種菜羹という汁物を食べ、

病息災を願ったという

風習がありました。


ところで日本には古来より

年のはじめに若菜を摘んで、

自然の生命力を頂く若菜摘みと

いう風習がありました。

 

唐から伝わった七種菜羹が、

日本の若菜摘みと結びつき、

室町時代以降、七草粥に

なったといわれています。


この初春の若菜の中のセリ、

ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、

ホトケノザ、スズナ、スズシロの

七種を春の七草と呼びます。

 

これらの若菜はすべて

閉ざされた冬の間に溜まった

老廃物の排出が出来るもので、

今でいえば、デトックス効果が

ある種類の若菜でした。

 

セリは、血液をきれいにし、

高血圧や動脈硬化を防ぎ、

整腸効果もあり、その名前に

「競り勝つ」という意味をかけ、

 縁起物とも考えました。

 

ナズナは、古くから民間療法で

用いられてきた植物で、

高血圧・解熱・便秘・利尿・

解熱・止血作用に効果があり、

骨粗しょう症の改善効果も

期待されています。

 

ゴギョウは別名ハハコグサで、

お茶にして飲むこともあり、

咳止めや痰切りなど、

喉の炎症やむくみに効くと

言われて来ました。

 

ハコベラは、中国では古くから

薬草として使われた植物で、

利尿、止血、鎮痛などの効用があり、

その名前から「繁栄がはびこる」

として、これも縁起ものの植物です。

 

ホトケノザは、健胃・整腸作用、

高血圧予防などに効用があるとされ、

いただく際は苦味があるので、

塩ゆでして流水にさらし使います。

 

スズナは、カブのことですが、

その名が「神を呼ぶ鈴」と考え

縁起物とされ、便秘や胃炎など、

胃腸の調子が悪いときに

よく食べられてきました。

 

スズシロは現代では

馴染みの野菜の大根で、

根が純白なので、スズシロと

呼ばれるようになりましたが、

根にも葉にも栄養が詰まり、

消化を促進してくれます。


消化、整腸、利尿、解熱の

作用があり、ビタミンも

豊富に含まれ、風邪予防になる

これら青菜がたっぷりの七草の粥。

お正月から一週間目に、

ご馳走やお酒を食べ続けて、

弱ってしまったであろう胃に

ビタミンたっぷりで、

整腸作用のあるものを

食べるという七草粥の風習、

日本の良き伝統として

続けていきたいですね。


「FlexibleFUROSHIKI」♪

テクノバージョンの

「ふろしきぶるテクノバージョン 」

I am つつみ

Let's ふろしき

包む 結ぶ 運ぶ 覆う 纏う

―それは何ですか?

―これは「FUROSHIKI」です

FUROSHIKIBLE

FUROSHIKIBLE

ーFUROSHIKIは

魔法のように

形を変えるのですね

FUROSHIKIBLE

FUROSHIKIBLE

Let's 真結び

Not おむすび

Let's ふろしき

つつみ純子YouTubeチャンネル

是非ご登録ください。

 

オンライン講座もやらせて頂きます。

日本の伝統文化の学びに、
エコに、SDGsに、防災に、
風呂敷や和文化ののセミナー、
ワークショップ、講演、講座、
執筆等のご依頼、お問合せは、
つつみ純子の和文化研究所 までどうぞ!

 

風呂敷ブログ継続5693日目♪

#furoshiki #furoshikible #wrapping #ecofriendly #SDGs #japaneseculture #furoshikiwrap #reusable #furoshikisensei #Youtube #風呂敷 #ふろしき #学校教育にふろしきを #ふろしきぶる #風呂敷文化研究家 #ふろしきから学ぶ日本文化 #つつみ純子 #風呂敷講座 #風呂敷講師 #風呂敷ワークショップ #二十四節気 #七十二候 #冬 #小寒 #芹乃栄う #水泉動く#年中行事 #雉始めてなく#七草 #七草粥 #日本の四季