日本の神様の物語を日本の紙に綴り描いた稲垣麻由美さんの「神迎え」♪風呂敷ブログ継続5573日目 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

昨日は久しぶりに文筆家で

ブランディングディレクター、 

一凛堂主宰の稲垣麻由美さんに

お目にかかりました。

稲垣さんは、Japan Craft Book

プロジェクトとして、

「日本の神様の物語を、

日本の紙に綴る、描く」という

コンセプトのもとに、

見事な御本を制作されました。


記念すべき第一号は、

島根県隠岐諸島・西ノ島にある

焼火神社が舞台です。 

「神迎え」(限定50部)

内容も素材も関わった専門家も

全て素晴らしく、私の筆では

表現できないので、稲垣さんの

説明文をお借りします。

以下、Japan Craft Bookサイトより抜粋。


水野竜生の水墨画を

西田和紙工房7代目・西田誠吉による

手漉き天日干・ 石州楮紙(稀)に印刷。

最終ページには、その石州紙に

水野が朱を塗り、神楽を舞う

社家を墨で描いた 原画

(絵柄は50点全て異なります)も

最終ページにおさめました。

ちなみに、その原画も1点1点、

石州楮紙から作った茜染の和紙糸を使用し、

手作業で留めています。  

神楽歌をもとに綴った

稲垣麻由美の文は

黒のスクリーン印刷。 

辰巳紫瑛の書と裏面の紋は黒箔押し。 

和紙の強靭さとしなやかさを

体感していただけるように

設計した製本は 全て

手作業で仕上げております。 

特に、カバーは石州楮紙を

くるみ表紙という仕様で

全面に手張りしています。

なおかつ、その楮紙の一部に、

毛筆に水を含ませ走らせることで、

やわらかくなった 部分を

人の出て優しく裂くという

伝統技法(水切り)で、

一筋の光が宿ったような線、

鳥居のようにも見える演出をしています。

最新の印刷技術と伝統工芸が

融合したアートブックです。

なお、江戸時代から続く箱義桐箱店に

特注した桐箱に納め、

京都の山藤さんにお願いした、

紋付きちりめん風呂敷に

包んでお届けします。

これは京都丹後ちりめんの
山藤さんへ特注された風呂敷に
包まれた特装版「神迎え」。
この大型特装版の御本が収められた
桐箱を包む風呂敷について、
稲垣さんからご相談を受け、
山藤さんをご紹介させて頂きました。

風呂敷で素晴らしい御本に

又ご縁が再開して嬉しいな♪


稲垣さんとのご縁が生まれた

洗心庵に今回も伺いたかったのですが、

諸般の理由で岩倉側のカフェで、

久しぶりに色々お話を伺いました。


大河内先生も少し遅れて、

参加してくださったので、

お店の外で記念撮影♪

こちらの「神迎え」は、銀座SIXの
TSUTAYAで、展示販売されます。
(11月開催予定)

是非皆様、石州和紙に綴られた

日本の神様の物語に会いに

いらしてくださいね!


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自然に踊り出しちゃった!

風呂敷ブログ継続5573日目♪

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