牛が筆を持っている訳 ♪ | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

七夕柄に牛うしし

これはおかしくないけれど

よく見るとなぜか牛が筆を持ってます筆

天の川をはさんで牽牛星と織女星が、

年に一度だけ会うという伝説が

中国に生まれ、のちに女性は裁縫の

上達を祈る風習が出来てきました。

対して男性は、音楽や詩歌の上達を

願うようになり、これが乞巧奠(きこうでん)

という宮廷行事となりました。


乞巧奠(きこうでん)の話は又次として、

ここで書の上達ということで筆が登場筆

牽牛星から牛が筆を持つというわけで、

この柄、なかなか深いのですたなばた。


七夕柄てぬぐい 乞巧奠柄ともいえます

ふろしき道 ♪風呂敷&和文化コンシェルジュの日本文化再発見ブログ-七夕手拭い3
Furoshiki & Japanese culture concierge

                Junko Tsutsumi