七夕柄に牛
これはおかしくないけれど
よく見るとなぜか牛が筆を持ってます
天の川をはさんで牽牛星と織女星が、
年に一度だけ会うという伝説が
中国に生まれ、のちに女性は裁縫の
上達を祈る風習が出来てきました。
対して男性は、音楽や詩歌の上達を
願うようになり、これが乞巧奠(きこうでん)
という宮廷行事となりました。
乞巧奠(きこうでん)の話は又次として、
ここで書の上達ということで筆が登場
牽牛星から牛が筆を持つというわけで、
この柄、なかなか深いのです
七夕柄てぬぐい 乞巧奠柄ともいえます
Furoshiki & Japanese culture concierge
Junko Tsutsumi