昔、油絵を書いていたとき、必ず気を使ったことがある。
それは、服装でもそうだと思うが、何処かに自分の主張したいワンポイントを設けるということだ。
言葉で言うことは容易いが、表現するとなると中々難しい。
例えば、白い服の胸元に本物の赤いバラを置くとかだ。
これはやろうとすると勇気がいる。
こんなことではなく、さりげなく、そこにあって、見た人を引き付けるというものだ。
難しい!
難しいからこそ、そのワンポイントを表現するまでの命を削るような苦しみがあり、やりがいがある。
何を表現するにしても、例えば、歌を歌うにしても、自分らしさを盛り込みたい!
そんな人生へのこだわりがある。