2016年5月ドバイ・アブダビ旅行その10 | キッチントレーダーさやた

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 3日目、朝食を終えると荷物をまとめチェックアウト。ドバイメトロのエミレーツ駅からアル・グバイバ駅へ向かう。



 アル・グバイバ駅から5分ほど歩きバスターミナルに着くと、アブダビ行きの長距離バスを探す。バスは見つかったが、乗車にはチケットが必要。切符の自販機にある表示を見ても、どれがアブダビに行くのかさっぱり分からない。なので他の利用者に「アブダビ行きはどれですか?」と聞いてみると、22ディルハム(660円)のチケットを指さされたので、お礼を言い購入。それで乗り込もうとしたら「このチケット違いますよ」と係員に指摘され、係員の指示のもと35ディルハム(1050円)のシルバーチケットを買い直す。

 自分の英語が通じず間違ったチケットを選ばれたのか、あるいは英語が通じていてもアブダビ行きを何かと間違えられたのだろう。単に騙された可能性もあるが、イタズラしても1円にもならないし、仮に自分が日本で「東京行きはどれですか?」と外国人に聞かれて、即座に反射して大阪行きのチケットを買わせるなどまず出来ない。なので、教えてくれた利用者には感謝しておくことにする。


また英語が出来ず余計な出費をしてしまった。


 バスは9割以上が男性で少々むさ苦しくはあったが、乗り心地は日本の観光バスと変わらない快適さ。やや冷房がキツいので上着を着込み、酔い止めの薬が効くがまま居眠りをする。


 途中で起きると、砂漠の高速道路?を疾走中。「本当に、中東に来てるんだな~」と思うが、5年前に妻と会い結婚し、海外挙式で台湾に行くまでは「海外は危険だ!日本の食事が一番うまい!金だけ使って後には何も残らない!海外なんか絶対行かない!」といっていた人間が、自分も含めヒゲだらけのおっさん達に囲まれながら、UAEのドバイ・アブダビ間を長距離バスで移動しているのだから、人生は本当にどうなるか分からない。
 砂漠を抜け都市部に入りバスターミナルで下車し、アブダビ到着。まずは荷物を置くためキャピトルセンターホテルにタクシーで向かい、車内で翻訳アプリを使いつつ英語で世間話。運転手はやけにガタイが大きく、その割にフランクだったため、以下イメージで記す。



運転手「どこから来たんだい?」
さやた「日本です」
運「日本!?珍しいところから来たな。観光かい?」
さ「明日、アブダビのイベントに友人が出るので見に行くんです。アブダビは初めてですが、キレイな街ですね」
運「そうか。途中に変わったビルがあるから、写真撮っとくと面白いぜ」
と言われて撮ったビルがこれ。




日本で建築許可が下りる気がしねえ。
 

 ホテルに到着し、料金10ディルハム(300円)を払い「ありがとう!」と笑顔で伝えお別れ。ドバイのタクシーよりメーターが明確で、それでいて安いような。これがドバイ首長国とアブダビ首長国というように、国としての違いなんだろうか。
 ホテルに荷物を置くと、友人が宿泊するホテルを訪ねる。ホテルからタクシーを呼んでもらい、約10分乗り8ディルハム(240円)を払い、セキュリティがしっかりした高級ホテル内へ。友人が迎えてくれたが、日本でもよく顔合わせしている3人が揃い「このメンバーだと、アブダビ来ている気がしませんが・・・」

うん、俺も。



 





 友人に顔を見せ終えホテルに戻る途中、夕食を食べる店を探すが、全く、大袈裟でなく本当に見あたらない。戻るまでに見たのは大型スーパー、ケンタッキーフライドチキン

以上。って、現地の飲食店はどこだ!!!???

 

 どうもアブダビやドバイは、日中の暑さが厳しく徒歩移動がほとんどないため、徒歩の客が気軽に入れる飲食店が極めて少ないらしい。周囲を見渡しても、広大な道路とポツポツ点在するホテルやビルしかない。そしてホテルやビルの中にある店は、世界的チェーンや高級レストランばかりで、自分好みの安くて美味くて地元民が並んでいるような店は一切無い。海外に来て地元料理が食えないって、俺は何のためにここに来たのか?

 夕食どうしよう・・・・。


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