2人で取る昼食としては全然足りなかったため、噴水広場の向かいにある「阿來碗粿米糕」で米糕を注文。
嘉義名物のライスプティング?的なご飯に、しいたけやタケノコをタレで絡めたあんかけを乗せたもので、甘辛いタレと食感が美味い。2人で1個を分けて食べていたら、注文していないつみれと厚揚げのスープが出てくる。 「注文してないですよ?」と手振りで伝えると、サービスということでお礼を言い、ありがたく頂く。お昼時を終えて客が我々夫婦だけで、注文一個ということで貧乏そうに見えたのかもしれないが、しっかりお礼代わりに「ハオチー!」を連発。事実、あっさり塩味のスープが美味しかったわけで、その旨を伝えると、若い店主が自分の胸元を指さす。
何かと思い胸元を見ると、拳法のマークが入っており、店主が「イノキ!イノキ!」とはしゃいでいる。どうやら店主は格闘技が好きらしく、「おまえは何かやっているのか?」と聞いているよう。「ブラジリアン柔術をやっているが、全く強くない」と伝えると「おお!じゅうじゅつ!」と理解した模様。会話を楽しみながら食事を終えたところ、
どうやら店主に気に入られたようで、おそらく昼の時間帯を過ぎたらもう客は来ないとか店じまいとか、貧乏夫婦に見えたのか様々な事情があるのかもしれないが、何という歓迎だろうか。タケノコ、シイタケ、ひき肉を甘辛いタレで絡め、やや香辛料が効いたあんをおこわ?にかけたもので、肉感とコクが美味い。ネギのスープも優しい塩味が美味い。美味いので頑張って食べてみるが、すでに夫婦とも腹いっぱいで、泣く泣く完食を諦める。
こんなことなら最初から
この店に来れば良かった。
去り際に代金の25元(日本円で約100円!!!!!!!)を渡し、東日本大震災で世界最高額の200億円以上を寄付してくれたお礼を台湾語で伝えると、店主と店員が揃って笑顔になり、夫婦二人で手を振りながら店を出る。日本でも、こんな歓迎を受けたことは無い。この店は、嘉義に来たら必ずもう一回来るぞ。
胃袋の空きができるまで歩こうということで、嘉義の鉄道公園ともいうべきスポットに到着。実際に歩ける線路や、触ったり乗ったり出来る車両に興奮。
トイレまで車両を改造したものだが、ボロすぎて本当に用を足していいのか不安になる。車両の向きを変えるターンテーブル?に初めて乗り歩いてみると、子供の頃に戻ったような気分。
鉄道公園を満喫し、映画「KANO」で撮影に使われた映画村?に妻のリクエストで行くが、基本的にアニメしか見ないので、残念ながらそんなに面白くない。
夕方、嘉義の中心にある夜市に出かけ、念願の「真夏」に食べるマンゴーかき氷を注文。
この一番美味しい時期を味わうために、連休がない6月に有給を取り無理して来たわけで、これでまずかったらもう立ち直れない。ドキドキしつつ食べてみると、
生涯で一番美味い果物
というべき、濃厚な甘みとわずかな酸味のバランス的美味さ。砂糖の塊に勝てそうなくらい甘いのに、くどさやしつこさが一切無くさっぱり感さえある。
日本で食べるマンゴーは一体何なのかと
疑問まで感じるくらい、妻も大絶賛。
これでまた、生きていくうえでの心残りが消えた気がした。
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