私は高校を卒業して、すぐに石川島播磨重工に入社した。
コネとかではなく、バレーボールをしていた事が、東京へ出てくることのきっかけとなった。
仕事自体は、会社の庶務担当で、お茶くみとか、会議室、パントリーの清掃、
経理関係の業務を担当した。
設計部署で、いつも阿A3の書類をファイル用に畳んだりしていた。
パソコンもだいたい使えればいいだろうくらいに思っていたけれど、
1~・・・本当に基礎から学んばさせてもらった。
ちょくちょく、会社から出て、パソコン研修として、大塚商会に通った。
タイピングも、ブラインドタッチを、学ぶ。キーボードを見なくても打てるようになる。
私の部署は設計部で、主に大型クレーン(横浜で見るやつ・・・とか?)歩く歩道とかの
発明をした会社で働いていた。
その庶務担当の時に直結した女性の上司がいた。
彼女は、大人しく無口で、暗そう~と思っていたけれど私がはなしかけたら、いつも、楽しそうに
笑って話してくれるので、私が楽しくなってしまう🎵そんな女性だった。
彼女は仕事がとても丁寧で、きっちりこなすタイプだったけれど、
私がだいたいこんな感じぃ~♪で、こなして・・・失敗をしても、それを何も言わずに、
そして何事も無かった様に、普通に接して、後になって私がなんとなく引っかかって、
「あ、あの件どうなりました?」って聞くと、「あ…、実はね・・・」
と、私の失敗をカバーしてくれる、そんな先輩だったのでとても信頼していた。