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空幕長、英を訪問しASPC、RIATに参加
各国参謀長らと意見交換も
(2019年7月16日~21日)

2019年7月31日更新
 

 

 英国防省のラブグローブ事務次官(左)と握手を交わす丸茂空幕長(英ロンドンで)

 【空幕】丸茂空幕長は7月16日から21日まで英国に出張し、ロンドンで開催された「エア・アンド・スペース・パワー・カンファレンス」(ASPC)とグロスタシャー州のフェアフォード空軍基地で行われた「ロイヤル・インターナショナル・エア・タトゥー」(RIAT)に出席、英空軍参謀長に7月26日付で就任したマイケル・ウィグストン大将らとも会談を行った。

 ASPCは英空軍参謀長が主催し、英国王立防衛安全保障研究所が運営する会議。各国の空軍参謀長のほか、企業関係者、安全保障専門家らが参加した。

 丸茂空幕長は17、18の両日に同会議に出席し、「次世代の空軍のためのマルチドメイン作戦」をテーマとしたグレーゾーン事態への対応、先端技術と・・・

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 防衛関連ニュース

空自2輸空C1がフィリピンに国外運航訓練
(2019年7月22日~25日)

2019年7月31日更新

 

 空自2輸空(入間)のC1輸送機1機が7月22日から同25日まで、フィリピンへ国外運航訓練を実施した。参加人員は同隊副司令の山田眞也1佐以下約20人。

 C1は22日に比マバラカットのクラーク国際空港、23日にセブ島のベニト・エブエン空軍基地に着陸。同基地で比空軍と部隊間交流を行い、クラーク空港経由で25日に入間に帰投した。

 

 

 

 防衛関連ニュース

陸自12旅団が北海道へ協同転地演習
(2019年7月19日~8月2日)

2019年7月31日更新

 

 陸自12旅団(相馬原)は7月19日、北部方面区への協同転地演習を開始した。8月2日まで。

 髙田克樹東方総監を担任官に、30普連(新発田)などの隊員約450人、車両約150両、CH47輸送ヘリなどが参加し、陸・海・空の経路で北海道の矢臼別演習場に機動、火砲の実射訓練のほか、総合訓練を行う。

 

 

 

 防衛関連ニュース

陸自302保警中(儀仗隊)野球部
6年ぶり全国大会出場
(2019年8月18日~22日)

2019年7月31日更新

 

 東京第1支部大会決勝の1回、本塁に生還し追加点を挙げる302保警中の我妻3曹(7月13日、狛江グラウンドで)


 

 全国官公庁野球連盟大会への出場を決めた宮﨑監督(前列中央)をはじめとする302保警中野球部の部員たち

東京1支部大会を制す

 全国官公庁野球連盟東京第1支部大会の決勝戦が7月13日、東京都狛江市の狛江グラウンドで行われ、国賓来日などの際に特別儀仗を行う陸自302保安警務中隊(市ヶ谷)の隊員でつくる「陸上自衛隊市ヶ谷」チームが総務省に21対7で快勝。6年ぶりに全国大会への出場を決めた。


 「この日のために練習してきた。力を出し切ろう!」――。特別儀仗の訓練などの合間を縫って練習を積んできた302保警中野球部(監督・宮﨑晃成2曹以下14人)の部員たちが力を爆発させた。東京第1支部大会決勝で序盤から総務省を圧倒した。

 開始直後の1回、打線が早くも火を噴いた。無死二塁で4番日々駿士長が遊撃を抜く2点適時打を打ち先制。5番後藤主成士長も左翼越え二塁打を放つなど、打者一巡に迫る猛攻で一気に4点を奪った。

 中終盤に入っても勢いはやまず、4回には1番中野哲宏士長、9番竹沢光広士長が左翼越え二塁打を放つなど9点を、さらに・・・

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 ◇302保安警務中隊

 東部方面警務隊(朝霞)直轄の部隊。国賓来日などの際に約100人で特別儀仗隊を編成し、特別儀仗を行う。昭和32年10月の第1回以来、これまでに2800回を超える儀仗を行っている。4月には新儀仗銃を授与された。

 

 

 

 防衛関連ニュース

米倉元1陸佐、クラウゼヴィッツ「戦争論」を
マンガ化 退官後、夢実現

2019年7月31日更新

 

 マンガ化した『戦争論』を手にする米倉宏晃元1陸佐(7月17日、東京都豊島区の並木書房で)


 

 『漫画クラウゼヴィッツと戦争論』から。「ナポレオン戦争」の戦闘場面をリアルに描き出した。©石原ヒロアキ/並木書房

ナポレオン戦争を忠実に再現

 「自衛隊で培った経験を生かし、いつか『戦争論』をマンガ化するぞ」――。陸自に約32年間在籍し、化学防護隊長などを務めて平成26年に退官した米倉宏晃元1陸佐(60)の夢がこのたび実現した。退官後、プロのマンガ家「石原ヒロアキ」としてデビューし、これまで『日米中激突!南沙戦争』(並木書房刊)などを発表してきた米倉元1佐。このほど、念願のカール・フォン・クラウゼヴィッツの名著『戦争論』をベースとした『漫画クラウゼヴィッツと戦争論』(同社刊)を上梓(じょうし)した。2年間に及んだという執筆の苦労を聞いた。(菱川浩嗣)


執筆2年、自衛官時代から構想

 軍人の必読書とされるクラウゼヴィッツの『戦争論』は彼の祖国プロイセンと仏の英雄・ナポレオンが戦った経験などをもとに、戦争の本質をまとめたもので、今なお世界中で読み継がれている。ただし執筆から約190年が経ち、現代の若い学生や幹部候補生が読むには非常に難解だ。そこで米倉さんは「この名著をいつかマンガにしたい」と自衛隊勤務時代から構想を温めてきた。

 プロのマンガ家として無事にデビューを果たし、その機は実った。2017年から並木書房の編集者とマンガによる『戦争論』の書籍化に向けて動き出した。当時の戦場を忠実に再現し、史実に基づいたストーリー構成とするため、文献を徹底的に調べ、さらに監修者の清水多吉立正大教授に指導をあおぎ、自衛官時代に培った軍事の知識を生かして劇画に肉付けをした。

 「描かれている戦場の場面は私と清水教授で地名や人名など細かいところまでチェックしていますので、当時の様子は正確に再現されています」と米倉さん。

 『戦争論』のマンガは、これまで他社からも出版されているが、難解な内容のため読みにくかったという。そこで米倉さんは、クラウゼヴィッツを主人公とすることで、読みやすい戦記物とした。

 「戦記マンガであれば若者も興味を持ってくれると思いました。日本人にはなじみのない地名や将軍がたくさん出てくるので、・・・

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