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陸上イージス配備計画 防衛相「一から出直す」
「整備推進本部」が初会合
(2019年6月19日)

2019年6月27日更新
 

 

 初会合で信頼回復に全力を挙げるよう指示する岩屋防衛相(テーブル左から2人目)と、本部長の原田副大臣(その右)。左端は山田政務官、右端は髙橋事務次官(6月19日、防衛省で)

 防衛省は6月19日、陸上配備型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の配備計画をめぐる調査ミスなどを受け、信頼回復と組織横断的な体制強化に向けて新たに立ち上げた「イージス・アショア整備推進本部」(本部長・原田憲治副大臣)の初会合を省内で開いた。最高責任者として出席した岩屋防衛相は「厳しいご批判を重く受け止め、省全体がこれまでの進め方を反省し、一から出直す気持ちで検討を進める」と強い決意を示し、深刻な危機感と確固たる責任感をもって信頼回復に全力を尽くすよう指示した。


「部局を横断し組織を強化」

 「イージス・アショア」の配備計画をめぐっては、防衛省が6月5日、秋田県の陸自新屋(あらや)演習場を「適地」とした調査データに誤りがあったと発表。同演習場の代替地に関し、3次元地図サービス「グーグルアース」のデータを縮尺を誤って利用し、レーダーの障害となり得る山の角度(仰角)を過大に算出していた。さらに、この経緯を説明する8日の住民説明会で防衛省職員が居眠りし、地元の反発を招いた。

 こうした経緯を受け、岩屋大臣は17日に秋田県を訪問。佐竹敬久(のりひさ)知事や秋田市の穂積志(もとむ)市長らと相次ぎ会談し、一連の不手際を陳謝するとともに、「イージス・アショア整備推進本部」を同日中に新設することを表明した。

 同本部の初会合で岩屋大臣は「イージス・アショアを含む『総合ミサイル防衛体制』の確立は、・・・

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 防衛関連ニュース

新潟・山形地震 新潟県で震度6強 3自衛隊が情報収集
(2019年6月18日)

2019年6月27日更新

 

 6月18日午後10時22分ごろ、山形県沖を震源とするマグニチュード(M)6.7と推定される地震が発生し、新潟県村上市で最大震度「6強」を観測した。気象庁は津波が発生する可能性があるとして沿岸部に津波注意報を出した。

 この地震発生を受け、政府は直ちに官邸対策室を設置。安倍首相は、①早急な被害の把握②政府一体となって災害応急対策に全力で取り組む③津波や避難などに関する情報提供を適時的確に行うこと――の3点を指示した。

 同10時58分、岩屋防衛相は省幹部に自治体との連携や災派で万全な準備態勢をとるよう命令を発出した。

 3自衛隊では発災後、・・・

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 防衛関連ニュース

五輪・テニス会場近くで不発焼夷弾
陸自102不処隊が撤去
(2019年6月5日)

2019年6月27日更新

 

 油を吹き掛けながら慎重に信管を取り外す作業を進める102不発弾処理隊の隊員(6月5日、東京都江東区のマンション建設現場で)

陸自東方の102不発弾処理隊、慎重に安全化・撤去

 東京五輪・パラリンピックのテニス競技会場となる「有明テニスの森」(東京都江東区)近くのマンション建設現場で不発弾が発見され、6月5日、陸自東部方面後方支援隊(朝霞)隷下の102不発弾処理隊が安全化・撤去を行った。


東京・有明で焼夷弾発見

 不発弾は4月5日、マンションの基礎工事を行っていた際に地中で発見された。処理隊によると、太平洋戦争中に米軍機によって投下された500ポンド(約225キロ)焼夷弾で、全長約122センチ、直径約43センチ。起爆装置の信管が残っていた。

 処理作業は5月20日に始められた。業者によって同30日までに発見現場を囲むように土のうが積み上げられ、直径約4メートル、深さ約5メートルの防護壁が作られた。

 安全化・撤去作業は・・・

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 防衛関連ニュース

南スーダンPKO司令部要員
派遣2隊員、陸幕長に出国報告
陸自国教隊が研修支援
(2019年5月17日、6月20日)

2019年6月27日更新

 

 湯浅陸幕長(中央)から激励を受けるUNMISS司令部要員の(左から)佐藤1尉と高橋1尉。右は小野塚陸幕副長(奥)と末吉運用支援・訓練部長(6月20日、陸幕で)

 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に第11次司令部要員として派遣される高橋忍1陸尉(陸上総隊)と佐藤応百(かずと)1陸尉(教育訓練研究本部)が6月20日、湯浅陸幕長に出国報告を行った。

 2人は6月29日に出国し、ウガンダ共和国のエンテベで約1週間、国連の研修を受けた後、南スーダンに移動し、高橋1尉は首都ジュバの国連UNハウス地区、佐藤1尉はトンピン地区でそれぞれ約1年間任務に当たる。高橋1尉はUNMISSの情報幕僚として情報収集や分析などを、佐藤1尉は施設幕僚として施設作業の立案などを担当する。

 出国報告には・・・

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派遣の2人に総合実習 陸自国教隊

 【国教隊=駒門】陸自国際活動教育隊は5月17日、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への派遣要員2人(高橋、佐藤1尉)に対し、総合実習を含む研修支援を行った。

 まず、国際平和協力基礎講習を主体とした座学に続き、アフリカ派遣中の業務を想定した総合実習を実施。さらに・・・

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陸自東部方面航空隊UH1J、着陸失敗で大破
訓練中に操縦ミスか
(2019年6月21日)

2019年6月27日更新

 

 陸自東部方面航空隊(立川)のUH1J多用途ヘリ889号機が6月21日、同立川飛行場(東京都立川市)で行っていた操作訓練中に着陸に失敗し、大破した。乗員2人にけがはなかった。陸自は同日、小野塚貴之陸幕副長を長とする事故調査委員会を立ち上げ、原因を調べている。操縦ミスによるものとみられる。

 事故は副操縦士(3尉)の機長資格を取るための訓練中に発生。機体後部のテールローターが操作不能となった緊急時を想定して約10メートルの高さから・・・

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