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陸上イージス 防衛相、秋田知事と市長に陳謝
「原点に返り信頼回復」
(2019年6月17日)

2019年6月20日更新
 

 

 秋田県の佐竹知事(テーブル右側中央)に陳謝し、信頼回復に全力を挙げることを表明する岩屋防衛相(左から3人目)=6月17日、秋田県庁で(防衛省提供)

整備推進本部設置 候補地再調査を表明

 岩屋防衛相は6月17日、秋田県を訪れ、陸上配備型ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、佐竹敬久(のりひさ)知事や秋田市の穂積志(もとむ)市長らと相次ぎ会談した。岩屋大臣は陸自新屋(あらや)演習場(秋田市)を「適地」とした防衛省の調査に誤りが見つかった問題など不手際が相次いだことを陳謝するとともに、「信頼を回復できるよう、もう一度、原点に立ち返って真摯(しんし)に取り組む」と述べ、省内に原田副大臣を長とする「イージス・アショア整備推進本部」を立ち上げた上で、外部の専門家を招いて他の候補地で現地測量を実施するなど再調査に取り組む考えを表明した。


 「イージス・アショア」の配備計画をめぐっては6月5日、防衛省が新屋演習場の代替地に関する調査データに誤りがあったと発表。調査の際、3次元地図サービス「グーグルアース」のデータを縮尺を誤って利用し、レーダーの障害となり得る山の角度を過大に算出していた。さらに、この経緯を説明する8日の住民説明会で防衛省職員が居眠りし、地元の反発を招いた。

 秋田県庁で行われた佐竹知事との会談で岩屋大臣は「防衛省としての姿勢が問われる事態が生じたことについて誠に申し訳なく、改めて深くお詫びを申し上げる」と陳謝した。

 その上で「こうした事態が二度と起こらないよう、再発防止を徹底し、体制を抜本的に強化して緊張感を持って今後の対応に当たるよう、事務方に厳しく指示した」と述べ、原田副大臣を長とする「イージス・アショア整備推進本部」を・・・

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 防衛関連ニュース

インド空軍戦闘機パイロット、F2Bで体験飛行
(2019年6月11日)

2019年6月20日更新

 

 空自のF2B戦闘機で体験飛行を行ったインド空軍パイロット(左から5人目)と操縦した松井3佐(その左)ら、交流した日印の部隊関係者(6月11日、空自小松基地で)

 日印空軍種間の防衛交流の一環としてインド空軍の戦闘機パイロットら3人が6月10日から12日まで空自小松基地を訪れ、4空団21飛行隊(松島)に所属するF2B戦闘機(複座型)への体験搭乗などを行った。インド軍人が日本製のF2で体験飛行したのは今回が初めて。

 来日した3人は、初日に小松基地司令の門間政仁将補を表敬し、記念品を交換。11日には21飛行隊で操縦教官を務める松井宏史3佐からF2の機体について・・・

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 防衛関連ニュース

中東・ホルムズ海峡で日本タンカーへの攻撃
「自衛隊派遣せず」
(2019年6月14日)

2019年6月20日更新

 

 中東・イランとオマーンの間に位置する原油海上輸送の大動脈であるホルムズ海峡近くのオマーン湾で6月13日朝(日本時間13日昼)、日本の海運会社「国華産業」(東京)が運航するパナマ船籍のタンカー「コクカ・カレイジャス」(1万9349総トン)が航行中に2度にわたって攻撃を受け、船体に被弾した。乗員21人はフィリピン人で、全員が救命艇で船外に避難したが、1人が軽傷を負った。日本人は乗船していなかった。別のタンカー1隻も攻撃された。攻撃者は分かっていない。

 政府は同日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。イランを・・・

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東京地本援護協力会が定期総会 創立35周年で記念行事
(2019年5月30日)

2019年6月20日更新

 

 「創立35周年事業」の成功に向け協力を呼び掛ける伊奈信一会長(前方テーブル左から3人目)=5月30日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で

 退職自衛官の再就職を支援することを目的とした東京地本援護協力会(伊奈信一会長以下約600人)の2019年度定期総会が5月30日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開かれ、朝雲新聞社の中島毅一郎社長をはじめ企業関係者ら約80人が出席した。19年度事業計画(案)や収支予算(案)に加え、「創立35周年事業」など5議案が審議され、全会一致で了承された。総会終了後、東京地本長の荒井正芳陸将補が「30防衛計画大綱と東京地本」と題して講話し、昨年末に策定された新たな「防衛計画の大綱」について分かりやすく紹介した上で、人的基盤強化の重要性を訴えた。


荒井地本長「リーディング地本」強調

 開会に当たり、伊奈会長は「我が東京地本援護協力会は本年、創立35周年を迎える。設立日の9月11日には記念式典や祝賀会、さらに5年に1度の『記念誌』の発行も予定している。企業広告の協賛や役員の皆さまからのご寄稿などをお願い申し上げたい」とあいさつし、関係者に協力を呼び掛けた。

 議案の審議では伊奈会長を議長に、①18年度事業報告・収支決算②18年度会計監査報告③19年度事業計画(案)・収支予算(案)④19年度行事予定(案)⑤創立35周年事業(式典・記念講話・祝賀会・記念誌発行)――の5議案について、伊奈会長と湯村良彦事務局長がそれぞれ説明を行った。

 「創立35周年事業」では、9月11日にホテルグランドパレス(東京都千代田区)において▽式典▽防衛講話▽祝賀会――などを開催することを決定。記念誌への寄稿に関しては「創立35周年に寄せて」をテーマに各地区会の会長や役員らが7月末までに執筆することも決まった。

 このほか、19年度は・・・

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F35A墜落の原因「空間識失調」に陥る
時速1100㌔で急降下

2019年6月20日更新

 

 空自3空団302飛行隊(三沢)所属のF35Aステルス戦闘機(705号機)が4月9日に三沢東方沖の太平洋上に墜落した事故で、空自は6月10日、事故の推定原因を発表した。

 それによると、4月9日午後7時25分ごろ、F35A4機編隊の1番機として、高度約9600メートルで、対戦闘機戦闘訓練中だった705号機の細見彰里3佐から「2キル(2機撃墜)」と交信があり、その1分後、地上管制が1万1300メートル付近を飛行中の米軍機を避けるよう降下を指示した。

 705機は追加で指示された左旋回をしながら時速900キロ以上で高度約4700メートルまで20秒で急降下し、「はい、ノック・イット・オフ(訓練中止)」と交信。同機はその後も時速1100キロ以上で急降下を続け、約15秒で海面から約300メートルの高度に達し、・・・

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