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トランプ米大統領、安倍首相「かが」を視察
写真と訓示(要旨)で振り返る
日米隊員を激励 同盟の絆さらに強固に
「令和」初の国賓として米国のトランプ大統領が5月25日から28日まで来日した。27日には天皇、皇后両陛下にお目にかかるため皇居を訪れ、宮殿東庭で陸自302保安警務中隊と中央音楽隊員で編成された「特別儀仗隊」から栄誉礼を受けた。トランプ大統領は28日、海自横須賀基地に停泊するヘリ搭載護衛艦「かが」(艦長・水田英幹1佐)にヘリコプターで降り立ち、安倍首相と共に艦内を視察。格納庫内では整列した日米の隊員約500人を前にスピーチし、「ここ(横須賀地区)に勤務する日米の隊員は両国の素晴らしいパートナーシップを象徴している」と激励の言葉を贈った。
安倍首相訓示(全文)
本日はトランプ大統領と共に、自衛隊、米軍の諸君の勇姿に接する機会を得たことを心からうれしく思います。日米両国の首脳がそろって自衛隊、米軍を激励するのは、史上初めてのことであります。日米同盟は私とトランプ大統領の下で、これまでになく強固なものとなった。この「かが」の艦上に我々が並んで立っていることがその証(あか)しであります。
トランプ大統領、あなたの友情に心から感謝します。そして、日本の自衛隊と米軍が、今、私たちと同様、深い友情で結ばれていることを共に喜び合いたいと思います。インド太平洋を自由で開かれたものにし、地域の平和と繁栄の礎としなければならない。その揺るぎない意志をここに立つ私たち全員が完全に共有します。
この護衛艦「かが」は、昨年、西太平洋からインド洋に及ぶ広大な海において、米海軍と密接に連携しながら地域の海軍との協力を深めました。今後、本艦を改修し、・・・
トランプ大統領訓示(要旨)
まず初めに、(昨日5月27日の)米国の祝日「戦没将兵記念日(メモリアルデー)」を祝いたいと思います。ハッピー・メモリアルデー!
さて、この数日間、偉大なリーダーで紳士たる安倍首相と共に本当に素晴らしい時を過ごすことができました。ファーストレディー(妻のメラニア)と私は、この巨大で立派な護衛艦「かが」に今こうして乗艦することができ、非常に名誉なことだと思っています。
また、私の友人である安倍首相、首相夫人、そして米海軍第7艦隊と日本の海上自衛隊の極めて優秀な男女隊員の皆さんと共にこの「かが」にいることを大変光栄に思います。
昨夜、そして今朝もですが、新たに即位された天皇、皇后両陛下にお目にかかることができ、・・・
防衛関連ニュース
日本防衛装備工業会総会に600人集う
岩屋防衛相が祝辞
(2019年5月28日)
2019年6月10日更新
日本防衛装備工業会の令和元年度の総会が5月28日、都内のホテルで開かれ、総会後の記念パーティーには三菱重工業や日立製作所、川崎重工業、IHIなど加盟130社の関係者をはじめ、国会議員、防衛省、経済産業省の関係者など計約600人が出席した。
同工業会の会長を務めるIHIの斎藤保会長は、昨年末に策定された新たな「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を踏まえ、「一連の防衛政策をしっかりと受け止め、防衛生産・技術基盤を着実に維持し、我が国の安全保障、防衛上の要請に即応できる体制を整えておくことが社会的責務だ」とあいさつした。
続いて来賓を代表して祝辞を述べた経産省の滝波宏文政務官は「防衛省と連携し、『防衛装備移転三原則』に基づき、・・・
防衛関連ニュース
海自と家族会・隊友会・水交会
隊員家族支援の中央協定締結
(2019年6月3日)
2019年6月10日更新
海自と自衛隊家族会、隊友会、水交会の4者は6月3日、大規模災害や突発的な事態の発生時に、海自隊員とその家族をサポートすることを目的とした「隊員家族の支援に対する協力に関する中央協定」を締結した。
自衛隊の「家族支援」の取り組みは、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」が大きな契機となった。災派活動中、多くの隊員が家族と安否確認が取れない状態で任務に就いていたことから、これを教訓に29年5月、まず陸自が家族会、隊友会と「中央協定」を締結した。海自は部隊レベルで各都道府県の協力団体17団体(家族会7、隊友会6、水交会4)と協定を結んできた。
海自の・・・
防衛関連ニュース
陸自OB下條さん 最高齢でボストン完走
年齢の壁超え「走り続けたい」
2019年6月10日更新
元陸上自衛官の下條道晴さん(83)=東京都八王子市在住=がこのほど、米国で行われたボストンマラソンに出場、約3万人の出場選手中の最高齢で完走を果たした。
下條さんは熊本県出身。県内一の進学校、熊本高校を経て防大(3期)に進み、陸上自衛官に任官。26普連(留萌)、44普連(福島)、富士学校、空挺団(習志野)などでの勤務を経て平成3年4月、習志野駐屯地業務隊長を最後に1陸佐で退官した。現在は八王子市の高齢者施設で務めている。
2師団(旭川)持続走訓練隊監督を務めていた昭和37年ごろ、隊員たちへ範を示すためにフルマラソンに挑戦したことがあったが、本格的に大会に出場し始めたのは退官後から。
高校在学中の昭和28年に山田敬蔵さんがボストンマラソンを制し、その走りに感動した思い出もあったことから68歳になった平成16年、初めて同マラソンへ出場。以来、同マラソンに挑み続け、出場は今回で13回目となった。
レースでは「選ばれた者しか走れないため、みんなが英雄でとにかく雰囲気が最高。年齢への敬意も高く、(80歳以上を示す)『M80+』のゼッケンを見た多くの人から励まされた」。力走を続け、80歳以上の男性の完走者9人中8位でゴール、タイムは5時間25分58秒だった。
最高齢で完走したものの参加資格タイム(80歳以上=4時間50分以内)を切ることができず、来年の出場は決められなかった下條さん。
「(年齢が)1年経つごとに先が読めなくなっている。以前はゴールタイムがある程度予測できたが、今は走ってみないと分からない」と話す。
また、「11月の神戸マラソンで参加資格をクリアしたい。(出場を続けるには)年齢が壁になっていく。走り続けたい気持ちだけは持っている」と、再来年の14回目の出場を目指し決意を新たにしている。






