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陸自宮古島・奄美両駐屯地、瀬戸内分屯地
新時代の幕開けに始動
2019年5月13日更新
島の文化や周辺環境を尊重
自衛隊の庁舎や隊舎は、それが防衛施設であるという特性のほか、厳しい予算上の制約などから、これまで全国どこも画一的で個性のない建物が多かった。しかし、近年それが大きく変わりつつある。
今年3月、南西諸島に開庁した沖縄・宮古島の陸自宮古島駐屯地は、白い砂浜と特産のマンゴーやサンゴをイメージさせる鮮やかな白とオレンジ色で統一され、一方、鹿児島・奄美大島に開設された奄美駐屯地と・・・
「令和」元年の新時代に誕生した「白とオレンジの宮古島」、「グリーンの奄美大島」の施設を写真で紹介する。(撮影 宮古島・星里美、奄美大島・菱川浩嗣)
宮古島駐屯地
宮古島駐屯地正門の警衛所。平屋建ての屋上から警備に当たる隊員と共に門柱上では沖縄の守り神「シーサー」も周囲にキラリと目を光らせている
駐屯地に隣接する敷地に建てられた官舎も白壁にオレンジの屋根瓦で統一されている。敷地内の公園には滑り台やブランコなどの遊具もあり、子供たちの笑い声が響いていた(4月7日)
正門詰所の奥には空自宮古島分屯基地のレーダーサイトのドームが見える
・・・他
奄美駐屯地・瀬戸内分屯地
奄美警備隊本部が入るA庁舎(後方)前の儀仗広場で行われた同隊の隊旗授与式。壇上は原田防衛副大臣(3月31日、奄美駐屯地で)
奄美駐屯地の高台にある特殊車両の整備工場
・・・他
防衛関連ニュース
日比防衛相会談、防衛協力を強化
7月にも「いずも」寄港
(2019年4月17日)
2019年5月13日更新
防衛協力のさらなる強化で一致し、握手を交わす岩屋防衛相(右)とロレンザーナ比国防相(4月17日、防衛省で)
岩屋防衛相は4月17日、来日したフィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防相と防衛省で会談し、装備・技術協力を含む幅広い分野で防衛協力を推進していくことで一致した。
会談の冒頭、岩屋大臣は両国の防衛協力が着実に進展していることを踏まえ、「貴国は我が国が実施する能力構築支援の最重要対象国の一つであり、これからも積極的に貢献していきたい」と述べた。
これに対し、ロレンザーナ国防相は「新たな『令和』の時代に入る日本の皆さまと共に、我が国は日本との『戦略的パートナーシップ』を強化していきたい」と応えた。
会談で岩屋大臣は今後の具体的な協力方針として、①海自護衛艦「いずも」による今年7月ごろの比スービック港への寄港②米比共同訓練「カマンダグ」などへの自衛隊参加を含む日米比・・・
防衛関連ニュース
山崎統幕長が米インド太平洋軍司令官と会談
(2019年4月24日)
2019年5月13日更新
東アジア地域の安全保障環境について意見を交換する山崎統幕長(左)と米インド太平洋軍のデービッドソン司令官(右)=4月24日(現地時間)、米ハワイの同軍司令部で
日米連携の強化で一致
山崎統幕長は4月24日から26日まで、米ハワイを訪れ、米インド太平洋軍司令官のフィリップ・デービッドソン海軍大将と会談した。
両者は、日本周辺を含むインド太平洋地域を取り巻く安全保障環境を踏まえて意見交換を行い、強固な日米同盟が同地域や国際社会の平和と安定、繁栄に重要な役割を果たしていることを確認した。
また、・・・
防衛関連ニュース
米国防情報局報告書「中国の軍事力」を読む
防衛研究所 遠田弘明・主任研究官
2019年5月13日更新
遠田 弘明(えんた・ひろあき)1空佐
1965年生まれ。東京都出身。早稲田 大学教育学部英語英文科卒。米アラバマ州トロイ大学(在日米軍嘉手納基地内)管理学修士。88年空自入隊(一般88期)、高射運用。空幕防衛課、在中国防衛駐在官、1高群副司令、空幕運用支援課、2空団基業群司令、11飛教団副司令などを経て、18年3月から現職。
米国防総省国防情報局(DIA)は今年1月15日、中国の軍事力に関する報告書「ChinaMilitaryPower」を発表した。米国の指導者や国家安全保障関係者、同盟国、一般市民などに向けて秘密情報を含まない形で幅広く情報提供するのを目的としている。DIAは1980年代から同様の目的でソビエト連邦(ロシア)の軍事力に関するレポートを発表してきたが、中国に関しては今回が初めて。防衛研究所軍事戦略研究室の主任研究官を務める遠田弘明1空佐に概要の紹介と分析をお願いした。(分析については個人の見解であり、所属組織の見解を代表するものではありません)
歴史
人民解放軍(以下、解放軍という)は1927年に中国共産党の軍として創設され、現在に至るまで党の軍としての性格は不変である。
1978年からの鄧小平の「四つの近代化」政策によって軍の近代化が進められ、1991年の湾岸戦争は、現代戦における情報化された戦力による機動力と精密攻撃能力の決定的な有用性を中国共産党の指導者に強く認識させた。
2004年、胡錦濤の「新世紀新段階の我が軍の歴史使命」というスローガンの下、解放軍は国連平和維持活動(PKO)への参加など、その活動範囲をグローバルに拡大させていくこととなる。
中国の軍事概況
1脅威認識
中国は世界規模の戦争は当面起きないとの認識の下、この現状を「戦略的好機」と捉え、可能性のある局地戦への準備を着々と進めている。それと同時に、台湾の独立、ウイグルおよびチベットの分離主義、東・南シナ海の領有権の問題などは、永続的な共産党支配を脅かす問題として認識。
米軍のアジアにおけるプレゼンスは、中国の台頭を抑えるとともに、中国の主権、特に台湾および東・南シナ海における紛争への介入を意図するものと考えている。また、中国は国益がグローバルに拡大するのに伴い、自国が国内外において脆弱(ぜいじゃく)になっていると認識している。
2国家安全保障戦略
中国共産党は2015年1月に初めて公表された「国家安全戦略綱要」において、共通の安全保障問題対処への国際的な関与の必要性について訴えるとともに、国家の安全を確保し、近代化を推進し、社会主義システムを保全するという中国の国家目標について概説している。
また、2017年に公表された習近平思想では、「中国を復興させ大国になる」という野心を描いている。そして中国は大国としての責任を負って、グローバルなパートナーシップのネットワークを構築する用意がある一方、主権と安全保障上の利益については一切妥協しない、としている。
3人民解放軍の役割
解放軍は、①中国の主権と領土の保全②国家統一③宇宙、サイバーなど、新たなドメインの権益の保全④中国の海外権益の保全⑤戦略的抑止の維持⑥国際安全保障協力への参加⑦中国の政治および社会の安全保障⑧緊急救護および災害救援などの任務を担うとしている。
4軍の指導体制
解放軍は党の一機構で、軍の幹部のほとんどは共産党員であり、中隊レベル以上の部隊には人事権、プロパガンダおよび防諜の職責を持つ政治将校が配置され、党の命令の部隊への徹底を図っている。中央軍事委員会は・・・
防衛関連ニュース
「しらせ」第60次南極観測支援終え帰国
昭和基地に物資輸送1000㌧
(2019年4月9日)
2019年5月13日更新
艦首部から氷上の雪を溶かすための放水を行い、ラミングしながら前進する「しらせ」(2月19日)
流氷域で「しらせ」艦上から海洋観測の支援業務を行う乗員たち(2月23日)
家族が見守る中、南極での観測支援業務を終えて帰国した「しらせ」乗員をねぎらう山村海幕長(壇上)=4月9日
約5カ月ぶりに家族と再会し、大きくなった我が子を抱き上げる乗員(4月9日、晴海の「しらせ」艦上で)
・・・他
海自の砕氷艦「しらせ」(艦長・宮﨑好司1佐以下乗員約180人)が4月9日、151日間に及んだ南極地域観測支援活動を終えて、東京・晴海ふ頭に帰国した。
「しらせ」は昨年11月10日、文部科学省の第60次南極地域観測事業の支援のため晴海を出港し、豪フリーマントルを経て12月25日、南極リュッツオホルム湾内にある昭和基地沖に到着。6年連続で〝接岸〟を果たした。
昭和基地では第60次観測隊員の越冬に備え、食料や観測資材、燃料など、約1000トンの物資輸送を無事故で完遂。このほか、野外観測や内陸旅行チームのヘリによる輸送、風力発電・・・
5カ月ぶり再開
4月9日、晴海の旅客ターミナルで行われた帰国行事には乗員の家族ら約300人が駆け付け、約5カ月ぶりの再会を喜んだ。
式では家族や来賓が見守る中、増子豊統幕副長が宮﨑艦長に2級賞状を授与。続いて増子副長が山崎統幕長の訓示を代読し、「南極の過酷な環境を克服し任務を全うして帰国した諸官は、本業務を通じて得難い経験を蓄積したと思う。それを今後の勤務に生かし、・・・
防衛関連ニュース
岐阜県恵那市で豚コレラが発生 陸自10師団、再び災派
(2019年4月17日~19日)
2019年5月13日更新
岐阜県恵那市の養豚場で4月17日、豚コレラの感染が確認され、陸自10師団(守山)が防疫措置に当たった。
17日午後1時半、岐阜県知事から10師団長に災派が要請された。10師団司令部、10偵隊(春日井)、10戦大(今津)の隊員が順次駐屯地を出発。養豚場に入った隊員たちはただちに、豚の追い込みなどに当たった。翌18日には35普連(守山)、10後支連(春日井)も加わった。
19日午後8時55分、撤収が要請され、活動を終えた。従事した隊員は延べ約310人に上った。
防衛関連ニュース
陸自中音が東京芸術劇場で定期演奏会
(2019年6月16日)
2019年5月13日更新
陸自中央音楽隊は6月16日、東京都豊島区の東京芸術劇場で「新時代令和・永久のNIPPON~フェニックス!」と題し、定期演奏会を開催する。
曲目はストラヴィンスキー「火の鳥」、西村朗「不死鳥」など。入場無料だが、事前申し込みが必要で、中音HPの応募フォームから5月27日までに応募する。応募は1件、2人まで。当選者には当選メールが同30日に送付される。











