トップニュース
<2019年度防衛費 重要施策を見る(7)研究開発>
「高速滑空弾」2段階で開発
潜水艦の水中持続力も向上へ
2019年4月1日更新
「島嶼防衛用高速滑空弾」の運用イメージ。19年度からは早期の開発完了を目指し、ブロック化が導入される
防衛装備庁の3自衛隊向け新規装備品の開発は従来、5~10年かけ行われていたが、「格段に速度を増す安全保障環境の変化」に対応するため、2019年度からは「従来とは抜本的に異なる速度で防衛力を強化する」方針に転じた。これに伴い、装備品の開発期間も短縮させ、「早期の実用化」を図る。
18年度から研究開発が始まった「島嶼防衛用高速滑空弾」(19年度139億円)も早期の装備化を目指し、事業を2段階方式の開発に改める。弾頭部の滑空化に時間がかかるためで、先に通常型弾頭(ブロック1)で車載化した発射機など全体のシステムを作り上げ、その後、新開発の「高速滑空弾」(ブロック2)を組み込み、正確な島嶼間射撃ができるシステムとして完成させる計画だ。
海上から侵攻してくる敵着上陸部隊の各個撃破が可能な「多目的誘導弾システム(改)」(35億円)の開発にも着手する。96式多目的誘導弾システム(MPMS)を一新し、射程を伸ばすだけでなく、同時・多目標対処などの機能を高め、コストの低減も図る。
領海の警戒監視能力の強化では、「潜水艦用・・・
おわり
防衛関連ニュース
<ビッグレスキュー その時に備える>
第15回 大崎達也氏 新潟県
2019年4月1日更新
大崎達也氏 新潟県防災局危機対策課参事 元1陸佐
昨年の「北海道胆振東部地震」で被災地の安平町に応援派遣され、住家被害認定調査にあたる職員に業務の仕方を説明する大崎達也参事(中央奥)
「安全に安心して暮らせる社会」の実現めざす
第2普通科連隊(新潟県上越市)での勤務を最後に陸上自衛隊を退職し、平成28年4月から新潟県防災局危機対策課参事として勤務しています。
勤務開始当初に発生した「熊本地震」に際して、全国知事会に関わる業務のために現地に派遣され、その後も自衛隊の災害派遣要請に至った事態として、鳥インフルエンザ、糸魚川大規模火災、佐渡広域断水などがありました。この間、危機事態として北朝鮮による数次にわたる弾道ミサイル発射実験や核実験、木造船の漂着等もありましたので、専門分野の知識・経験を生かした対応をそれぞれ行ってきました。
1特色のある防災・危機管理体制
新潟県は、東京オリンピックが開催された1964年の「新潟地震」で大きな被害を受けましたし、「中越大震災」(2004年)と「中越沖地震」(2007年)では立て続けにほぼ同一地域が被災するなど、地震災害の多い県としての印象がありますが、毎年のように発生する水害・雪害にも苦しめられています。これら数多くの自然災害への対応を経て、防災・危機管理体制の見直しを逐次行い、今日に至っています。
体制上の最大の特色は、平時から県危機管理監が各部局長の上位に位置づけられ、①危機管理情報の一元的掌理②危機対応に関する全庁統括③知事への進言④知事指示の庁内外調整等を行うこととされていることです。危機管理監が総監部における幕僚長のように「仕切る」ことにより、全庁を挙げて危機事態に迅速・適切に対応できる組織体制が常日頃から整っています。
もう一つの特色は、・・・
防衛関連ニュース
中国Y9哨戒機 東シナ海上空を飛行 目視で初確認
(2019年3月19日)
2019年4月1日更新
空自緊急発進
3月19日午後、中国軍のY9哨戒機2機=写真=が尖閣諸島沖の東シナ海上空を飛行したため、空自南西空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。領空侵犯はなかった。これまで中国軍のY9情報収集機は確認されていたが、「Y9哨戒機」を空自が目視で確認するのは初めて。
上海方面から飛来したY9は、尖閣諸島の北方海域を旋回するように飛行した後、自国領方面に戻った。
統幕は翌20日、空自機が撮影したY9哨戒機の写真と航跡図を公開した。
防衛関連ニュース
駐屯地開設予定の石垣島で中音が〝懸け橋〟コンサート
(2019年3月3日)
2019年4月1日更新
「やいま特別演奏会」で指揮を執る樋口隊長(右端)、独唱する松永3曹(その左)ら中音隊員(3月3日、石垣市民会館大ホールで)
陸自中央音楽隊(朝霞、隊長・樋口孝博1佐)は3月3日、駐屯地が開設予定の沖縄・石垣島で「第3回やいま特別演奏会」を開催した。
演奏会は「市民の皆さまと自衛隊との懸け橋」と題し、沖縄地本が主催。樋口隊長以下中音の43人が演奏を届けた。
1・2部構成で、そのうち2部では葉加瀬太郎さん作曲の「情熱大陸」など6曲を披露。松永美智子3曹は「安里屋サンバ」(八重山古謡のアレンジ曲)を・・・




