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陸自、大規模に部隊新・改編
奄美、宮古に駐屯地開設
6師団・11旅団→「機動師団・旅団」
(2019年3月26日)
2019年3月28日更新
中域用無人偵察機「スキャンイーグル」
陸上自衛隊は南西諸島への新たな駐・分屯地の開設など、3月26日付で大規模な部隊新・改編を行った。「創隊以来の大改革」と位置付ける組織改革の一環で、島嶼防衛態勢を強化するため、鹿児島・奄美大島に奄美駐屯地と瀬戸内分屯地を、沖縄・宮古島に宮古島駐屯地をそれぞれ開庁、警備隊などを配置した。また、4師団(福岡)には機動力を高めた「偵察戦闘大隊」を、8師団(北熊本)には中域用無人偵察機を装備した「情報隊」を新編、西方の偵察・情報収集能力を強化した。東日本では6師団(神町)と11旅団(真駒内)を「機動師団・旅団」に改編。岩屋防衛相は同22日の記者会見で、奄美、宮古島への部隊配置について「(南西諸島の)守りの空白地帯が埋まる。災害を含む各種事態に対する初動対応、迅速な展開が可能になる」と語った。
南西地域の防衛態勢強化
陸自の30年度部隊新・改編では、南西地域の抑止・対処態勢を強化するため、27年度末の沖縄・与那国島への沿岸監視隊配置に続き、鹿児島・奄美大島と沖縄・宮古島に警備隊など第一線部隊が置かれた。
両島は共に海峡に面していることから、地対艦ミサイル(SSM)部隊と、中距離地対空ミサイル(中SAM)を装備した高射特科部隊も配置し、侵攻してくる敵艦隊や航空部隊を迎撃できる態勢を整える。
26日に奄美大島北部に開設された「奄美駐屯地(約350人)」と南部に位置する「瀬戸内分屯地(約210人)」は共に・・・
「守りの空白地帯埋まる」岩屋防衛相
奄美、宮古への部隊配置について岩屋大臣は22日の記者会見で「今、日本の守りの最前線は南西地域だ。・・・
作戦基本部隊の即応性強化
一方、作戦基本部隊の即応性を強化する観点から、29年度末の8師団(北熊本)、14旅団(善通寺)に続き、30年度は26日付で東北方の6師団(神町)と北方の11旅団(真駒内)が「機動師団・旅団」に改編された。
これに伴い、・・・
4師団に「偵察戦闘大隊」
西方の4師団(福岡)は、空自のC2輸送機で空輸が可能な16式機動戦闘車を装備した「偵察戦闘大隊」を新編。同隊は・・・
8師団に「情報隊」を新編
8師団(北熊本)は陸自初となる中域用無人偵察機「スキャンイーグル」を装備した「情報隊」(北熊本、約50人)を新編。同隊は24時間以上の航空偵察が可能な無人機を運用し、情報収集に当たるほか、大災害発生時などの偵察活動などにも従事する。
「スキャンイーグル」の運用教育などに当たる「情報教導隊」も・・・
防衛関連ニュース
空対艦誘導弾を長射程化 防衛相表明
2019年3月28日更新
岩屋防衛相は3月19日の記者会見で、空自F2戦闘機搭載用として2017年度に開発を完了した国産の空対艦誘導弾「ASM3」について、「近年、諸外国の艦艇に射程が長い対空火器の導入が進んでいることから、これに対応するため、『ASM3』のさらなる射程延伸を図るべく、早期に研究開発に着手し、順次、航空自衛隊に導入する」と述べ、同誘導弾を事実上、敵の脅威圏外から発射できる長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」に改修し、運用していく考えを示した。一部報道を受け、記者からの質問に答えた。
昨年末に策定された「中期防衛力整備計画(中期防)」の中で「さらなる射程延伸を図った・・・
防衛関連ニュース
海自幹部学校「第66期指揮幕僚課程」
留学生含む36人が卒業
(2019年3月15日)
2019年3月28日更新
教職員に見送られ、それぞれの新任地に向けて海自幹部学校を後にするCS66期卒業生たち(3月15日、目黒基地で)
【海幹校=目黒】海自幹部学校(学校長・湯浅秀樹海将)で3月15日、「第66期指揮幕僚(CS)課程」学生の卒業式が行われた。66期学生は海自学生32人、陸・空自学生各1人、豪州と韓国からの留学生各1人の計36人で、昨年3月の入校以来約1年間、上級指揮官・幕僚に必要な知識と技能に磨きをかけた。
大講堂で行われた卒業式には村川海幕長をはじめ、裏千家大宗匠千(せん)玄(げん)室(しつ)氏、土山實男青学大教授の臨席のもと、歴代海幕長や歴代学校長、部外講師、朝雲新聞社の中島毅一郎社長ら来賓と卒業生家族ら計約60人が出席した。
湯浅学校長は学生一人一人に卒業証書を授与し、「・・・
防衛関連ニュース
海自が米海軍と日米共同指揮所演習
(2019年3月18日~28日)
2019年3月28日更新
海自と米海軍による平成30年度「日米共同指揮所演習(派米訓練)」が3月18日から28日まで、米ロードアイランド州ニューポートの米海軍大学校で行われた。
海自からは山下万喜自衛艦隊司令官以下、海幕、自艦隊司令部、幹校などの約40人、米海軍からはフィリップ・ソーヤー第7艦隊司令官以下、同艦隊、・・・

