クランクのOH待ちでしたがT2さんから完成の連絡が~
ちょうどT2さんから5分ぐらいの保育園で愛妻が撮影してたので引き取りに行ってもらいました~
OKなクランク一基分と差し替えてもらっています
TZRはまだクランク待ちですが~
今後はTZR3種は常にOH済みクランクを用意すれば作業は早い
バラして磨いて組んでテスト
最短3日でエンジンオーバーホールは可能です
午前中は撮影だったのと引き取りから戻ってきた夕方から組みます
ジャーナル部は問題なし
クランク乗せます
ミッションはドグは良好
シフトフォークも良好 ピンは摩耗あとありますがスムーズにスライドするのでOK
シフトシャフトですが・・・・
ん?先端が歪んでいます
調べたらシャフト部分は曲がりなし
無理にまげて修正したら変にシャフトが曲がるかも・・・
そもそも普通に抜けてきたし・・・
なのでこのままいきます
ミッションはこのグリーンでわざわざ塗られているトーションスプリング・・
めり込んで形がついてます
これを起こして奥に入れこまないとダメなのですが挟んだまま無理やり締めてケース側は丁度ネジ穴付近が割れています
なのでカセットミッションはこのボルトは入れずに締めます
他のボルトもあるし…ダウエルピンもありますから街乗りもあって無しでも問題ないと思います
ドライサンプ用のオイルポンプのOリング交換
NSR特有の注意点が続きますが
キックギアを合わせるのに軸とギアの刻印を合わせます
またケースとの接触部分には薄いワッシャーを入れるのですが~
ケースに入れる際・・カセットミッションの隙間からポロっとギア室内に落ちてしまうので注意
車載のまま入れるときは特に・・・
エンジン単体の時はエンジン立ててこの感じでやれば落ちても入りません
この隙間に入ったらオイルポンプもカセットミッションも外さないとダメです
乾式用のプライマリドリブンギアのシールも換えます
カラーごと打ち抜いて交換します
プライマリドライブギアの本締めも忘れずに・・
WPギアの根元にもワッシャーが入るんですがバラした時からありませんでした・・・
適当なワッシャ入れます・・・厚いと接触して回らなくなるので注意
ここのシールは3XV(TZR)はもう出ませんが外寸は同じで内径がNSRは小さいですが3XVに使えそうです
上手く慎重に入れないとリップを巻き込んで傷んでしまいます
カバーのボルトは長さがバラバラでかなり長いボルトもあるので純正使いますが~
錆びてるので磨入て脱脂して塗ります
ピックアップ先端は錆びてるのでマグネットの突起も磨きます
リードバルブは開いていません・・液状のものを吹いて先端が浮いてこなければ再利用
マ二ホは亀裂無し・・・これは社外品も無いので注意
ステンレスボルトに交換
ここまでで車載します。
ついでT2さんでバルブシート打ち換えたキャブ
スッキリ~♪
シールは純正ですがセットなのでなんか全部使わないので手を抜いた感が出ます
キャブの合わせ面なんて永遠にバラすつもりはありません・・
チョークの根元はT2さんにもなかったけどもしかして販売終了?
だとしたらこの間PWKにVJのミクニ用付いたので付くかも
アイドリングスクリュのワイヤーは錆で切れました
純正出るかな?根元があるので一旦これで合わせます
T2さんにオリジナルワイヤーあるんですが遠いので往復高速代も掛かるので・・・
ホース類は一部交換して今日はここまで