今年1月に近所で保護したチビ白が旅立ちました。
口内炎とリンパ腫で食事がとれなかったため引き取った子。
うちの子になったので、ウサ子と名付けました。いつも汚れてたけど、白い毛で小さくて、尻尾がなかったので、ウサギのようなウサ子。
3日間こんこんと眠り続け、もうダメだと思っていたら復活して、しかもリンパの腫れが引き、前より元気になって奇跡的に生還、猫にも臨死体験があるのかもね、と母と話していました。
それから半年。
5日ほど前から全く食べなくなり、お迎えが近づいているのを知りました。
旅立つ日の朝、私は彼女に別れの挨拶をしました。
ウサちゃん、よくうちに来たね、ありがとうね。よく頑張ったね、偉かったね、おつかれさま。
その日は、私がスポイトで飲み物や流動食をあげると、呑み込んでいました。いつもより沢山。それほど調子悪そうには見えませんでした。しかし夜になって、隣の部屋からテレビを観てる母の前のテーブルに突然飛び乗ってきたそうです。母に呼ばれて見に行くと、横たわって口を開けて呼吸していたので、死期が訪れたとわかりました。
そしてテーブルの下になんとか降りたところでこと切れました。
普段母がウサの顔を拭いたり、特別食の世話をしていたので、最後にお礼を言いに行ったのではないでしょうか。
立つ猫、あとを濁さず。
ウサちゃん、ありがとう。
おつかれさまでした。
いつものように昨夜はお通夜をしました。気温が高いので腐敗が早い。でも母が寒くてエアコンを入れたがらないので、冷凍庫に入ってもらおうかとも思ったのですが、それも当然嫌がりそうなので保冷剤を抱いてもらってます。
今夜うちが見える場所の土へ還してあげます。