こんばんは!
いつもブログをお読み頂きまして、ありがとうございます。
社会人女子ラクロスリーグの開幕戦まで1ヶ月を切り、
選手の緊張感もより高まって来ました。
5月中はカップ戦も多く、非常にタイトなスケジュールを
熟して来ましたので、この1ヶ月で上手くコンディションを整えて、
7月1日(日)の開幕戦を迎えたいと思います。
試合前のこの時期のトレーニングをどう組んでいくか、
非常に迷うところですよね?
私はリーグ戦中もトレーニングを行っていきます。
しかしながら、試合当日に疲労を残したくないので、
効かせるトレーニングから、効かせないトレーニングにシフトして行きます。
競技スポーツの世界では、プライオメトリクスなどの
瞬発的なトレーニングをプレシーズンの期間に行うことが
主流となっていますが、この効かせないトレーニングは、
一般の方も必要なのではないかと感じます。
スポーツジムに置いてあるのは、基本的に効かせるためのマシン。
というか、効かせるためにマシンはあるんですけどね(笑)
例えば、野球で肩の安定性を高める為に、
インナーマッスルのトレーニングを入念にやっていたとしても
投球フォームが図のように、肩よりも肘を下にして投げていたら
いっこうに肩が安定しません。
これと同じように、腰が痛いからという理由で腹筋をいくら鍛えたとしても、
姿勢がそのまま反り腰であったら、いっこうに腰痛は治りません。
腰痛を改善するために、効かせるトレーニングの腹筋をして
筋力をつけることも大切ですが、
一番筋力を使わなくて済む姿勢を、身体に覚えさせるための
効かせないトレーニングをすることも重要です。
投球フォームの効率の良い動きは、こんな感じ。
筋肉痛がきたかどうかで、トレーニングの質を判断するのではなく、
身体の力を上手く抜けるようになったかどうかを感じることも
大切ですね。
MasterStretch®(マスターストレッチ)指導者 森川稔之
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