わたしたち日本人が使っている表情筋は全体の約20%~30%。欧米人は全体の約60%も表情筋を使っています。
この違いは、日本語は表情筋を使わなくても発声できる言語であったり、日本人は言葉で想いを伝えようとし、 欧米人はジェスチャーや表情で思いを伝えようとしています。
「目は口ほどに物をいう」と言うことわざもあるように、日本人は、にっこりと笑う目で、感情を伝えたり読み取ったりする傾向があり、欧米人は口で感情を伝えたり読み取ると言われています。
日本では手で口を隠す女性が多いように、昔から歯を見せて笑うのは、はしたないと考え、口を隠そうとする文化があったり、「空気を読む」という文化もあることから、喜怒哀楽をそのままストレートに表現する欧米人に比べ、日本人は表情筋を使っていないと言われています。