体は嘘をつかない! | 10go9

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どうにもならん!

八方ふさがり。

行き詰まった時、頭に問い掛けるのじゃなくて、

体に向かって問い掛ける。

体は頭の知らない沢山のことを知っている。

 

もう高齢。農業する意思もない。

まして独居老人。

それに、少子高齢化。

何故、こんなに土地が粗末に扱われるのか?

どう考えても、おかしい。

いつまでも放置しているわけにもいかず、

ずっと考えていたら、両親の背中。

 

そこへオンボロ高校以来の腐れ縁。

「あの共有地、何とかせな!」

元々は夜間の定時制高校が、教育の変革で全日制の定時制高校に.昼間の4年制の定時制高校に。

当時は猫の手も借りたい農繁期。

そのオンボロ高校に、春秋二回、その農繁期休暇が二ヶ月。

それが否応なしに両親と自分を結びつけた。

 

まず母が動いた。

実家の農地を借り受けて、耕作面積の上では大百姓に。

母の実家は戦争から帰ってきた叔父によって、

地場産業の釣り針製造業の事業拡大。

時代はいわゆる高度成長期。

もう忙しくて、忙しくて!!

 

なのに自分は、周りから大切にされた。

居心地は最高。

血の繋がっていない叔父叔母、祖父祖母にものすごく目に掛けてもらった。

家の中は自分中心でまわっていた。

特別仲が良かったとは思えないが、自分にはそれなりの配慮をしてくれていたのだろう。

今、思い返しても、可笑しな夫婦である。

 

生前はそれほどに思わなかったけど、

一寸難問にぶっかった時、

両親に問い掛けてみる。

すると、不思議と体を通して両親から回答が返ってくる。