オーストラリア旅行記 11:オースティンマー・ビーチ 1 | 旅中毒

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2019/12/31

 

さて、2010年代最後の日。この日は遠足です。海水浴に連れて行ってもらいましたー!

 

の前に。

 

何の話の流れだったか忘れたけど、エスプレッソの話になったんだ。「ポルトガルのカフェとかベーカリーで、よくエスプレッソをちょいと立ち飲みして去っていく人がいた(こんな風に)。エスプレッソも100円くらいで手頃だったし、ああいうのが日本にも定着せんものやろうか」 …なんてことを私が言ったら、カフェに寄ってくれたのだ。ええ、エスプレッソをいただきましたよ。

 

そのカフェに、すごい名前のセットがある。思わず写真に撮っていたらSさんが「これ食べたい?買おうか?」と言ってくれました。いえいえいえいえ! 無理!

 

以前に書いた、アメリカの有名なレストラン、ハートアタック・グリルについての記事を思い出したよ。オーストラリアでも「心臓発作」ってジョークにできるネタなんだねえ。日本ではちょっと難しいかな。若者向けのお店ならありかしら。ちなみに隣のピデってのはピザのトルコ版です。

 

道中に「コアラ注意」看板が! これもまた「さて、私は今どこにいるでしょう?」の露骨なヒントね!

 

コアラ横断注意ってくらいだから、ここら辺にはコアラがたくさん住んでいるのだ。どこかにいないかしらと目を配っておりましたが、やっぱ車の中からではよくわかんなかったです。


さて、到着しましたよ、オースティンマー・ビーチに。シドニーの南にあります。

 

拡大図。リトルじゃない方、南側の「オースティンマー・ビーチ」とだけ書いてあるのが遊泳区域。こっちだけパラソルマークが出ているでしょ。


 

パラソルマークが意味するところをこの写真で確認できる。赤と黄色の旗が2本立ってるでしょ。

 

オーストラリアの海水浴では憶えておくべき重要ポイント。この2本の赤と黄色の旗の間が安全に泳げる区域なのですって。海底の岩の形とかで波の大きさも変わるし、潮の流れや強さも違ってくるもんね。この2本の旗の間は比較的穏やかだし、何より、ライフガードが監視してくれている区域なのです。
 

安全に海水浴を楽しむための動画。

 

実はオーストラリアの海岸って離岸流(リップ・カレント)が結構発生するそうで、毎年犠牲者が出ているらしい。そのため、離岸流についての動画も作られているほど。Sさんからも離岸流については詳しく注意を受けました。

 

ちなみにワタクシもう水着は持っておりませんので(15年前にメキシコで買ったビキニはもう着れない)(あっちではビキニしか売ってないんですよ基本的に)、Tシャツと夏の寝間着に使っているショートパンツで代用。Hさんは泳がないとのことですので、SさんとEちゃんと一緒に海に入りました。ちなみに視力0.03のド近眼なので、メガネはつけたままです。潜るつもりはないしね。

 

…が、残念なことにEちゃんが波を怖がってしまいまして、ほどなく撤退。確かに結構な大きさの波がドッパンドッパン押し寄せて迫力ありますしね。慣れたら楽しいと思うけど…。もっと小さな子でも、楽しんでる子はいましたけど。波に巻き込まれてローリングしながら私にボディアタックしてきて、「だ、大丈夫?」と抱きかかえたら、完全にハイになっててゲラゲラ笑いながら謝ってくれたり。まあ、Eちゃんもそのうち慣れますわね。

 

私、中学までは毎年、母方の親戚3家族で海水浴に行ったものです。今思うと、スケジュール調整だけでも親は大変だったろうな。ありがたいことです。おかげで何十年も経った今でも、どんなに楽しかったかありありと思い出せる。朝食の後、海に入っていいと許可が出るまでトランプなどしながら待つもどかしさ。浜辺で食べる甘いおやつに手の塩水が付いてしょっぱくなる、あの感じ。夕方になり「帰るよ」と呼ばれた時の名残惜しさ。晩ご飯の後の花火。細かいことなど忘れてしまっても、楽しかったという思いだけは一生の宝物です。Eちゃんにも海水浴がそんな思い出になる日が来ることでしょう。

 

さて、このビーチの端っこには、プールが作ってあるの。写真の一番奥にもかすかに見えてるけど…
 

グーグルさまの航空写真の方がわかりやすい。一番下に見えているとこ。

 

これね。すべてというわけじゃないかもだけど、他のビーチにもあるようなので、オーストラリアでは一般的みたいよ。小さな子も安全に泳げるよう、壁で囲って海水プールにしてあるのだろう。

 
このプールの近くにあるお手洗いにHさんが行っている時、Eちゃんがマミーのところに行きたいと言うのでSさんと一緒にHさんを探しに行きまして。で、Sさんがプールに入ってくればと言ってくれたので、Sさん&Eちゃんと離れて、一人でプールに入りました。
 
壁に囲まれた中でも、一番海に近い、波がザブンザブンと入ってくるところは白く泡立っている。「やっぱあそこ行かなきゃね!」と、どんどん泳いでいきました。で、そこまで行くと波がドッパンドッパンぶち当たってきて頭から水をかぶりまくる。うっぷうっぷともがくうち、「これ以上は無理やな」と諦めまして、波の穏やかな陸の近くに戻ろうと波に背を向けました。
 
これが失敗だった。
 
ドッパンと次の波に背後からどつき倒され、うっぷうっぷと水の上に顔を出しますと、なんか視界がおかしい…
 
あ、メガネないわ。
 
波に向かっている間は良かったんですが、後ろから波がぶつかってメガネが外れちゃったらしい。反射的に水底に目を向けるも視力0.03で何が見えようはずもなくドッパンと次の波に巻き込まれ、うっぷうっぷ潜って手探りででも探すべきかしらでもそんな深くまでちゃんと潜れるかしらドッパンうっぷうっぷちょっと待って無理でも眼鏡ドッパンうっぷうっぷアカンわとりあえず陸にドッパン
 
といった具合に陸に向けて泳ぎ出したのですが、波が荒い分、引き波もきつくってね。いざ陸に向かい始めますとドッパンと波に押されて陸に近づき、引き波でスススーと沖側に戻り、またドッパンそしてスススーと、なんか同じ場所で行きつ戻りつしておりまして。
 
心の余裕がないのになぜほぼ同じ場所から移動していないかわかったかと言いますと、私、プールの壁沿いにおりまして、私のすぐ上に、若者が2名、腰かけておったのです。彼らが目印に。
 
で、彼らは足もとでドッパンスススーと振り子運動を繰り返す私を見かねたらしい。
 
若 「手を貸しましょうか?」
私 「あ、だいじょ(ドッパン) (スススー)やっぱりお願いします」
 
屈強な若者2名によって壁の上に引き上げてもらい、波ってあんなに強い力で押す癖になんで踏むと固くないんだろうとか思ってるところにSさんが駆けつけてくれました。
 
S  「大丈夫?」
私 「大丈夫。…だけどメガネなくしちゃった」
若 「大丈夫。僕もなくしてるから」
 
『大丈夫』 とは。
 
Sさんは、EちゃんをHさんに預けるまでは身動き取れないし、うっぷうっぷとなっている私を見てハラハラしていたらしい。すみませんすみませんすみません…
 
ちなみに、このプール、沖側の本当にごく一部だけ波がきつかったの。あとは静かでした。あの荒い部分は、むしろ壁に囲まれているせいで部分的に、そして一時的に特殊な流れが生まれていたのかも。深さはわからんかった。底に足がつくか試してないし、波があるから足がつく時とつかない時があったかも。
 
グーグルマップにたくさん写真が載っていますので、ご参考までにご覧ください。ひとつ、スクショで載せさせていただいちゃうと、こんな感じ。時間帯や天候にもよるでしょうけど。
 
なお、メガネは予備を持ってきていたので、生活にも観光にも支障はありませんでした。もし予備がなかったら、メキシコシティで眼鏡を作った時みたいなことになっていたかもだ。