萩の旅 7:浜崎地区から萩城址へ | 旅中毒

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2018/2/24

 

さて、本土に戻って来まして、昨日は入らなかった浜崎町の古いお宅の一つに伺う。田中家。「旧田中家」ではないのですよ。今も普通にお住まいです。そういうお宅は大体、外から眺めるだけなんですけど、ここは特別。

 

「萩の旧い雛たち」で入ることができる他のお宅はすべて萩市の所有で、普段から公開されている。でもここは住宅なので、もちろん普段は入れない。ただ、昨年このお宅は家屋を修復したんですって。その際、萩市の文化財でもあるからと補助金が出たそうで、お礼がてら今年は「萩の旧い雛たち」での見学を受け入れることにしたんだって。

 

てことで、ここでは市のスタッフではなく奥様が迎えてくださるのだった。ひええ。奥様のお話「この雛人形はわたくしのではありませんのよ。わたくし、長女ではありませんので」。

……雛人形って、長女だけに作るものなの? 私、女の子がいる家が一家に1セットという単位で買うものだと思っていたよ…。うちは姉と私の共有と言う認識だったと思う。考えたこともなかったけど。

 

美しい着物もたくさん展示してありました。これは明治時代の百日着。100年以上経っているのにすごく状態がいい。と言うのも、糸はどうしても経年劣化するので、何年かごとに女衆がやり直しするんだって。自分たちでやるのか…!さすが。

 

戦時中は新しい着物を作れなかったから、お母様の打掛を染め直したとか。あと、成人男性の着物の裏地が妙に華やかで。なんでかと言うと、戦時中は華美な衣装を作れなかったから、表は地味にして裏地を豪華にしていたって。市民の粋な反骨精神がかっこいいね。

 

お茶とお菓子を出してくださいました。

 

どこに泊まっていらっしゃるのと聞かれたので、芳和荘ですと答えましたら、「ああ、〇〇さんのところよ」とお手伝いさん(たぶん)と盛り上がっていらっしゃいました。

奥様 「昔は、ここから先は行ってはいけませんっていう場所でねえ」

お手伝いさん 「うちの父は言っていたらしいです」

 
あと、奥様が「同級生が何人かいたわ」という言葉が引っかかる。詳しくは聞かなかったけど。その地区に住んでいたって意味かな。奥様は80代くらいに見えたし、同級生が働くにしては、若すぎるよね…。
 
さて、では今度は浜崎地区を離れて武家屋敷街に向かうぞ。途中にある普通の家がまた、趣があるのよね。こちらも、屋根は保存して雰囲気を保っている。窓のRもいいし、タイル張りなのもおしゃれだ。

 

マンションも景観に配慮している…。

 

こちらは酒屋さん。良いねえ。

 

電話は壱四番だそうです。

 

これは到着したバスの中からも見えていた、昔の醤油屋さん。かっこいいなあ。

 
てくてく歩いて武家屋敷の辺りに来ました。武家屋敷街は、どうも道が楽しくないねえ。塀ばっかり。

 

こちらは、旧厚狭毛利(あさもうり)家の萩屋敷長屋。1856年の建築。

 

毛利元就の5男元秋を祖とする家ですって。萩城址の前にポツンとあって、移築でもされたのかと思ったけど、むしろこれだけが残ったということらしい。昔は広大な敷地だったそうですが、主屋などほとんどすべてが明治維新後に解体され、この長屋のみが残っています。

 

萩に現存する武家屋敷のなかでも最大規模。長屋は5区画に分割されています。東の座敷は狭いながらも畳廊下を配していることから、身分の高い者に対して用意された詰所だったと推測されているそうだ。

 

そして萩城址へ…。もう日暮れが近いよ。

 

お濠も立派だねえ。海水だよね、萩城は海に面しているから。残っていたらどんなに素晴らしい水城だったことか…。

 

指月山の麓にある平城(本丸・二の丸・三の丸)と、山頂にある山城(詰丸)で構成されたお城だったそうよ。明治政府が発布しやがった廃城令により壊されてしまった。今では石垣とお濠しか残っていない。

 

 

舟遊びもできるらしいな。冬でもやってるのかな?

 

さて、晩ごはん。SAKAYAさんで教えてもらったお店にいくつか電話してみたけど、土曜日の日暮れ後でした門でどこも満席で、唯一席が空いていた創作料理のお店、「円(MARU)」へ。お料理も美味しいし、萩の地酒の品揃えが素晴らしいと評判。

 

やっぱりお魚で攻めておかねばと思う、萩だしさ。 見蘭牛とかむつみ豚とか、地元のブランドのお肉も美味しいらしいんだけど、やっぱりお魚が食べたい。

 

そしてまた卵メニューを頼んでしまうのだった。ホンットに私は卵が好きよね…。

 

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