土曜健康サロン~平成28年12月~ | とうやっこのブログ

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平成28年12月3日

松永副院長の土曜健康サロン

 

今年最後となった土曜健康サロンのテーマは、

『冬の栞』でした。

 

 

今年の冬至は、12月21日。

この日は、北半球では昼が最も日が短い日です。


この日にゆず湯に入るのは、新たな運(陽)を呼びこむため、

前厄払いするための禊(みそぎ)と考えられており、

新年や大切な儀式の前には身を清め、

強い香りのもとには邪気がおこらないという考えがあったそうです。

また、柚子は実る前に長い年月がかかるので、

長年の苦労が実りますようにとの願いもあるようです。

 

 

ある有名メーカーがアンダーシャツの繊維の中に配合した

アルガンオイルの話がありました。
モロッコが原産でアルガンノキの種から抽出されるオイルは、

不飽和脂肪酸でもあるオレイン酸やビタミンEを含み

アンチエイジングケア用品として注目されています。
肌がなめらかになる作用があり、

角質から水分が蒸発することを防いでくれるため、

この時期の乾燥肌にはとても優れものの一品のようです。

 

切り干し大根や高野豆腐などは、

西高東低の冬型の気圧配置の冷たい風(からっ風)を利用し、

寒干しされ美味しくなり栄養価が高くなります。

 

また、干し柿はお正月の食べ物として出回りますが、

平安時代には存在が確認されているそうです。

渋みが強く普通では食べられない渋柿も

干されることにより不溶タンニンにかわり、

甘味が増し、とても美味しくなります。

 

 

冬の感染症といえば・・・

インフルエンザウイルスとノロウイルス。

どちらも冬場の乾燥した季節に流行します。


感染者の多くは小・中学生ですが、死亡者の多くは高齢者であり、
学校などでの集団生活の場では、

飛沫感染や接触感染、空気感染などで広がっていきます。

 

どちらも手洗いやうがいでの予防が重要です。

 

インフルエンザの場合、

お部屋の湿度を50%程に保つことや、

少なくとも1日2回の換気をすることも効果的です。

 

ノロウイルスが発生した場合の清掃や処理は

次亜塩素系のもの(ハイター等)を使用するとよいでしょう。

 

 


今回の一品料理は、クリスマスを意識して、

ドイツのXmas定番のケーキ シュトーレン風ケーキでした。

 

粉砂糖がかけてあり、真っ白く長丸の形をしており
白い産着に包まれた幼子イエス様をイメージしてあるとか・・・

 

クリスマスまでに少しずつスライスしてたべながら

Xmasを待つのがドイツ流だそうです。

 

レシピはこちらクリック

 

 

今年、九州熊本は地震などの災害に見舞われました。
防災の重要性や、家族、健康の大切さなど考えさせられる年でもありました。
また、たくさんの方の支援があり人のありがたさを感じる年でもありました。

 

至るところで災害の爪痕は残っていますが、

今年も参加されている地域の方々との餅つき会も

無事に開催することができました。

 

たくさんの方に感謝し・・・・

来年も皆様にとって良い年でありますようにお祈りいたします。
 

 

地域交流推進室 大