本格的な小論文ではなく、小論文の基礎の基礎=自分の意見を論じるトレーニングです。そのため、実際の小論文向けの解見本ではない箇所もございます。
解答例【作成者:STEP in TIME塾長】
人工知能が私たちの生活や仕事に与えるメリットは二つあると私は考える。
一つ目は労働力不足の解消につながるということだ。現在の日本には農業や漁業など人手不足が続いている業種が多々ある。そのような現場に人工知能があれば、作業の自動化などを行い、人手不足を解消することが可能となる。また、人件費も抑えることも可能となる。今、人間が行っている仕事を人工知能に任せることで余分な人件費を削減することができるだろう。
二つ目は、安全面の向上だ。人工知能に作業をさせることで、事故・ミスが減る。人間が作業をすれば少なからず、事故やミスなどが起きる。完璧な人間などいないため、これはある程度は仕方がない。しかし場合によっては「ミス」という言葉では済まされないこともある。例えば高い所での建築物の修復作業など極めて危険を伴うものがそれにあたる。特に危険な箇所をAIに任せ、それ以外の作業を人間が行う、など上手く分担ができれば大きな事故を防ぐことができるだろう。さらに品質・安全性の大きな高まりも期待できる。
さて、これまで人工知能が私たちに与えるメリットについて述べてきたが、もちろんメリットだけでなく、デメリットもある。そこで人工知能を利用する上でのデメリットを二つ挙げたいと思う。
一つ目は人の雇用が減ってしまうことだ。人件費削減はよいことだが、人工知能によってレジの係員や事務員などの必要がなくなってしまう。このように、さらに人員削減に繋がるだろうと考えられる。
二つ目はコストの増加だ。人工知能を利用するためには、まず期間とコストがかかる。しかし、これは長い目で見るとマイナスではなくプラスだと考えられる。そのためコスト面は長期的でなく一時的な問題だと考えて良い。
人工知能が私たちの生活や仕事に与えるメリット・デメリットとしては以上のようなことが考えられる。これからは、人工知能がますます私たちにとって身近な存在になっていくであろうことを考え、とりわけデメリットに上手く対応し、人工知能との共存を目指すべきだと思う。
STEP in TIME 塾長

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