息子に負けた悔しさをバネに残りわずかな山頂に急ぐ
山頂の気温は16度ぐらいか?肌寒いと息子は言ってたが
マイナス3℃で青空寝する私の身体は半袖で短パンになるまでズボンの裾を捲ってた
山頂に着いた
来月に登る山を指差し次回は夜歩で明け方の雲海と山頂を目的とする話をして
山に登る奴は脳筋だと言う面白話をした
だが⁉️山に登って見る景色は己の力で登ったから見れる景色だ
そんな話をしてたら山頂で我々の隣で頷くお兄さんに息子に声を掛けてくれ
初めての登山でこんなに雲が晴れたのは運が良いし、こんなの見たら登山にハマっちゃうよねと2人で意気投合してた
実際に山頂は八ヶ岳も金峰山もヤスリ岩も富士山も全て見えた
そして登頂前まではポツポツと雨が降ったり止んだりで山頂も雲に覆われてると思ったが我々が登頂寸前で視界が開けた
直ぐに飯の支度して下山しなければならない
何故ならキャンプは設営だけで他は下山してから設営なのだ
なかなかハードな登山だ
下山ルートは不動滝、林道ルート
登った道から降りても良いが下山中に暑ければ水浴びが出来るルートにした。
下山ルートは湿度高めの樹林帯
下山の体力を残してたスピードスターは速い
流石の息子も置いてきぼりにされると思ったのか必死だったみたいだ
いやいや置いてきぼりにしないし重力に身を任せてリズミカルに下っただけだ
無理に足でブレーキかけるとそれだけ疲れる
先の先を見て楽に歩ける足場を判断して歩いてただけだ
ここが経験値の差だろう
だがここでトラブル
今回でラストで買い換えるつもりだった登山靴の靴底が限界領域に到達
結果1.5メートルぐらい滑落したのだ
幸いにも岩と岩に挟まり打ち身程度ですんだ
靴底が限界では流石に下山も慎重にならざる得ない
ここで身体に違和感が太股は岩にぶつかった感覚があるので痛いのは解ってる
これぐらいの痛みなら歩いてるうちに慣れる
だが左肘がポールを突く度に激痛が走る
流石に利き手のポールが無しは困る
ポールは握らずに手首でループロックして使う方法に切り換える
流石の息子も心配と疲労困憊が見える
だがまだ先は長い下山は始まったばかりだ
水浴びポイントに登頂して少し休む
さぁ~掻いた汗でも拭うかと川で顔を洗う
うーん辞めておこう
流石に外気が20℃ちょっとぐらいか?
水温は氷水の様に冷たい
自分でも無理だ
少し自分の負傷箇所を調べるが打ち身程度見たいだ
左肘も痛みは堪えれない痛みでは無い
痛みの出る角度と力の使い方が解れば稼働領域はたやすく解る
その稼働領域でセーブすればなんら問題は無い
滝まで降りてきたらあと少しで林道だ
この林道が長い
もう少しキャンプ地に近くこのルートで降りれ無いものか?
林道を歩くのも流石に飽きる
テン場が見えて来て登山終了
まぁ~前半の雨と下山の道を考えれば標準タイムよりは早いとおもう
来月の山までに靴買わないとな