●●おうちでシネマ6⃣●●映画ブログNO22
コロナ禍以降すっかりおうちでシネマする本数が増えました
基本は映画館派の私です。
都内在住の頃は90%映画館で観てました(^^♪
2年前の地方へのUターン後🚅は近場に映画館が少ないのでおうちでシネマも多くなりました
それでもスクリーンで観てこその映画は遠征も駆使して観に行ってます(∩´∀`)∩
最近おうちでシネマ👀した作品の中から気になった映画を気ままにブログにアップして行こうと思ってます。
今のご時世は配信が進化してますから映画大好き人間には有難い時代が到来しました。
少しネタバレします。
未鑑賞の方はご注意下さいませ。
あらすじ
カナダ・ケベック州の【人里離れた深い森】にある【湖のほとりにたたずむ小屋🏠】、、。
それぞれの理由で社会に背を向けて【世捨て人となった年老いた3人の男性】が【愛犬たちと一緒に静かな暮らしを営んで】いた。
そんな彼らの前に【思いがけない来訪者】が現れます。
ジェルトルードという【80歳の女性】は【少女時代の不当な措置】により【精神科療養所】に入れられ【60年以上も外界と隔絶した生活を強いられて】いたのです。
世捨て人たちに受け入れられたジェルトルードは【マリー・デネージュ】という【新たな名前で第二の人生】を踏み出しました。
日に日に【活力を取り戻した】彼女と彼らの【穏やかな生活】、、。
しかし【そんな森の日常を揺るがす緊急事態が巻き起こり】彼らは【重大な決断を迫られる】ようになりました。
【カナダ・ケベック州の深い森で静かに暮らす】【年老いた世捨て人たちの姿を描いた】人間ドラマ。
監督は本作が3本目の長編劇映画となる【ケベック出身のルイーズ・アルシャンポー氏】です。
キャスト
📕監督:ルイーズ・アルシャンボー
📘原作:ジョスリーヌ・ソシエ
ジェルトルード/マリー・デネージュ:アンドレ・ラシャペル
チャーリー:ジルベール・シコット
トム:レミー・ジラール
テッド・ボイチョク:ケネス・ウェルシュ
・ラフ(ラファエル):エブ・ランドリー
・スティーヴ:エリック・ロビドゥー
・ジュヌヴィエーヴ:ルイーズ・ポルタル
他
【2019年製作/126分/G/カナダ/原題:Il pleuvait des oiseaux】ジャンル:人間ドラマ✨
勝手な感想
冒頭、、。
自然の中で【生活をしている高齢者たち】の【のびのびとと楽しそうな様子】から幕が上がりました。
物語は【死の雰囲気】をまとって【静かに進行】していきます。
【自分らしく最期まで生きる】とはどういうことなのでしょうか
【愛は信念をも変える力】があるのでしょうか、、
【高齢者の恋愛】において【心の傷が愛で治療】出来れば【良薬】になります。
人は歳を経れば【必ず老いるし必ず死に】ます。。
ファラオの【昔から】人は【不老不死を願って】きました。
反対に【多くの老若男女】が【自殺している現実】もあります。
トータルすると【人は必ずしも人生を望んでいない】という事になります。
【本作品のテーマ】も【老いと死】です。
人々の近づかない【湖のそばの森の中】に【小屋を建てて住んで🏠】いる。
毎朝【湖で泳ぐ日課】は【淡水浴に排便も兼ねて♨】いる様子
湖の【生物の餌】になって、、。
そこで【釣った魚】を食べて、、。
ミニ【食物循環】になってます、、。
昔から【人類が】やって来た事と【同じ日課】です。
森の暮らし🏠
穏やかで【永遠】にも思えるけど、、。
【森林火災の恐怖】は常に存在して、、。
【永遠の安住の地】は【地球上に存在しない】のかも知れません。
【大規模な森林火災】は【町を焼き尽くし家族や友人を一瞬で奪い】ます。。
子供の頃に焼け出された【テッド】
彼は【森林火災の絵】を描く、、。
その時の【恐怖は長年の年月を経ても少しも衰えることはない】のでしょう。
酒好きの【トム】
人間は【社会との関係を完全に遮断して生きる】のは難しい。
自給自足の生活でも【資本主義の社会ではお金】が必要です。
彼には【特に必要】でしょう。
男たちに受け入れられた【ジェルトルード】
彼女は【病院の薬を飲むのをやめ】ます。
スティーヴが作った【薬草茶】を飲み【日に日に元気】になっていきます。
【薬は大切】なんだけど~、、。
人体には【自浄作用】があって、、。
自ら【治癒する力】もあるのです。
薬は時としてそういうものを【奪い去り】ます。
【亡き母の教え】があります。
【芝を緑化しようと新薬を使う】のもほどほどにと、、。
【芝は枯れてしまう】からと、、。
【水】を与え【自然の肥料を少しだけ】撒けば芝は【自分で緑色に輝く✨】と。
本作では、、。
【テッド】
【トム】
【チャーリー】
そして【老女ジェルトルード】
この【3人+1人のそれぞれの人生】が【肯定されるべきもの】として表現されていると感じました。
名もなき人生
たかが人生
されど人生
【別れは悲しい】のですが【死そのものは悲劇ではない】のでしょう。
個人的には、、。
【母を亡くして3年が過ぎ】4年目に向かっている今、、。
【いい学びになった映画】になりました。
最初👀森の中で【老人達が余生を過ごすハートウォーミングストーリー】なのかなと思ってました。
全く違っていて【死生観を描いた作品👼】でした。
引っ越す前に【シネスイッチ銀座】で【ロングラン上映👀】していて【気になりながら劇場で見逃した一作】でした。
【老いと死】は【永遠のテーマ】だと思いました。
📷カバー写真はスーパーで売っていた亀の形のメロンパンです。
名前は【カメロンパン】ですって。
思わず買っちゃいましたが飾っておきたい可愛さでした
なかなか美味しかったです
ショコタン