絵本と孫ちゃん大好き、絵本講師しみずちえこです。
先週、孫ちゃんにあげた
ハイ この絵本
せな けいこ /さく•え 福音館書店
子どもたちが大好きな
はじめて
おばけに出会う絵本
1歳7ヶ月の孫ちゃんも、
少し前に
初めて出会いました。
と言っても
キョトン
•••じっとみつめる。
おばけ、
知らないもんね〜
登場するふくろうや、くろねこや
どろぼうとおなじ
登場人物のひとり
ってか、
どろぼうのほうが怖いわ
くろねこのところで
ちょっとニヤッとしたかな?
とにかく
じっと
見てました。
パキッと、輪郭がはっきりしていて
色使いもあざやかな
せなけいこさんの絵 (貼り絵)
ふとんに入らないで遊んでいると••••••
おばけの時間になっちゃうよ。
おばけにされて、おばけの世界へ飛んでっちゃうよ。
40年以上前に、私はそんな絵本を描いた。
それが『ねないこだれだ』
おばけの せかいへ とんでいけ
おばけに なって とんでいけ
「 ねないこは わたし 」
せな けいこ /著 文藝春秋
本文より
(この本は2016年に出版されています。
「ねないこだれだ」は出版されてもうじき52年です。)
上の文も
読んでみれば怖いのに
絵本の中の文章も
読んでみれば怖いのに
なぜ
「ワクワク」するのかな
きっと••••••
せな けいこさんの
この
絵だな
この絵も
(裏表紙)
せなけいこさんは
たくさんの絵本を描いていますが
おばけがたくさん登場します。
時には、天ぷらにされそうになったり、
時にはうさぎのめがねを
よなか中、探してくれる
(親切心からではないところがミソ)
このおばけたち
こわい
でも描いた私は、しつけのためとか、
ましてや怖がらせようなんてつもりは、全くなかった。
だって、子どもはおばけが好きでしょう。
(中略)
だから、
「おばけに なって とんでいけ」
と言われたら、
「いいよ、とんでいくよ」
っていう子もいるの。
私の娘もそうだった。
あなたはどうかしらね。


おばけの世界に飛んで行くのは、
あなたにとっては普通のことかもしれないけれど、大人になるとそれがなかなか難しい。
でも私はおばけの世界に、行ってみたいのだ。
「ねないこだれだ」の本では、
夜中まで遊んでいた女の子が、おばけになって、おばけの世界へ飛んで行く。
それなら わたしも ねないで まとう。
おばけの せかいへ とんでいこう。
ねないこは、わたし
(同書 文中より)
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