お久しぶりです。ともみです。
テスト期間ですね。大学入って、アイセック始めて気付いたことが一つ。
学校とアイセックがWで忙しくなると、「忙しさに追われる」というより「無気力になる」
やる気もやる時間もあるのに、なぜか動けなくて、そのまま時間無くなって
切羽詰まって、体に負担かけながらこなす。というダメな連鎖してます。

こんな私の個人的なだめさから迷惑かけてる皆さん、本当に申し訳ないです。
ピークが過ぎたらまた元に戻るので、もうちょっと頑張らせて下さい。

そして、なぜこのタイミングでこの話題かという感じですがw
明日、この科目のテストなんです。言語学演習。とっても文学部っぽい!

テキストに使っているのはこちら

Go to Togo!!-消滅する言語


消滅する言語
ー人類の知的遺産をいかに守るか
デイビッド・クリスタル著
斎藤兆史/三谷裕美訳
中公新書1774


内容はこんな感じ

1言語の死とは何か
2なぜ放っておいてはいけないのか
3なぜ言語は死ぬのか
4どこから始めるべきか
5何ができるか


とっても固いwでもとっても興味深かった。

見返し部分についてる紹介も書きます

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いま地球上から、二週間に一つのペースで言語が消滅している。
英語やスペイン語など優位言語の圧力できえてゆくものもあれば、
話者が激減してうまく継承されない言語も多い。
歴史や民族的独自性を表現する言語が死ぬということは、
人類の知的遺産の喪失を意味し、世界の多様性を脅かすものである。
現在、危機に瀕している言語は六〇〇〇前後といわれる。
危機言語を守るために、できること、そしてなすべきこととは何か。

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絶滅する動植物があるように、消滅する言語もあるんです。アイヌ語もそうですね。
もし、もともと世界で使われている言語が一つだけだったら、
私たちが英語に苦しめられることも無いし、誰とでも会話はできる。
でも、世界は既にそうは出来ていない。そして、2週間に一つのペースで消滅する言語。
この現実をどう捉えるか。そのために何ができるか。という授業です。

一つ言えることは、消滅する言語候補には日本語ももれなく入っているということ。
日本という国に誇りを持てない日本人。
外国人学生の採用、社内英語公用語化、TOEICスコアの所持規定…
これから数年経って、日本国内で英語の需要が高まれば高まるほど
日本語が消えて行く可能性は上がるのである。

言語は一つになった方が良いと思いますか?
それとも、民族それぞれ持つべきだと思いますか?
もし「それぞれ派」なら、どうやれば保てると思いますか?


…とまぁ、簡単に問題提起だけしてみて、この本の内容と自分が感じたことは次回書きます。
言語の文法とか音声とかより、こういう方が興味あるなー

テスト頑張りましょう。

おわり