令和6年2月27日(火)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょう2月27日は「冬の恋人の日」です。

結婚カウンセラーなどが制定しました。 

日付は2月14日の「バレンタインデー」と3月14日の「ホワイトデー」の中間の日  から付けられました。

また、寒さが厳しい冬でも愛情を育んでくれる2月で、二人の強い結びつきをを表す

「きづ(2)な(7)」(絆)と読む語呂合わせでもあるためです。

 

              

 

 恋人同士の「絆を深める日」とされています。

「冬の恋人の日」は、特別なイベントや大掛かりなサプライズをする必要はありま せん。この日の真髄は、恋人たちが日頃の感謝を伝え、絆を深めることにあります。

 

 シンプルに手をつなぎながら散歩をしたり、お互いの好きな映画を鑑賞すること もおすすめです。また、手料理を一緒に作り、家でロマンティックなディナーを楽 しむのも良いでしょう。

 

 また、この日はお互いの関係を振り返り、これからの未来について語り合う絶好 の機会です。お互いの夢や目標、そして恋人としての関係をどのように育てていき たいか、深い会話をすることでさらに二人の絆は深まります。

 

 贈り物についても、高価なものを選ぶ必要はありません。手紙や小さなプレゼント、あるいは、お互いの好きなものを共有する時間を持つことが、この日の特別な 思い出となるでしょう。

 

 「冬の恋人の日」は、毎日の忙しさから一歩離れ、大切な人との時間を大切にす る日です。 日常の中で忘れがちな感謝の気持ちを、改めて伝え合うことで、愛の深さを再確認しましょう。

 

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 きょう2月27日の誕生花は「ユキヤナギ」です。

 

 花言葉は「称賛に値する」です。

 

          

 

「ユキヤナギ」の開花時期は3月から4月で、小さな花弁が春風に舞い散る様子や、 地面に真っ白に散り敷いた様子も雰囲気があり素敵です。

日本で古くから愛されてきた春の花です。

 

 

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 きょうの1枚は?

         " 見頃を迎えた「梅の花」"

 

               

 

 桜に比べると少し目立たないイメージのある梅の花。

しかし、実は梅の花にもさまざまな種類があり、豊富な色合いを楽しむことができ ます。

梅はこの時季絶好の被写体と言えるでしょう。 

 

 

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  冬でも暖かい「低山ハイキング」

        富士山も見える「房州アルプス」

 

 最高峰・平均標高ともに日本一低い都道府県は千葉県であることをご存じでしょ うか?

最高峰は「愛宕山」で標高408mです。また、平均標高は45mしかありません。

お隣の東京都の平均標高は242mもあります。

 

  この数字だけを見ると、とてもハイキングができる場所があるとは思えないかも しれませんが、千葉県にはいくつもの魅力的なハイキングルートが存在します。

今回は千葉県・富津市にかかるハイキングルートをご紹介します。

 

            

                   2月でも緑豊かな森が広がる千葉県・富津市  

 

⑴.房州アルプスとは?(日本アルプスと比べて、その規模は10分の1!)

 言わずもがなではありますが、日本を代表するアルプスと言えば「北アルプス」「中央アルプス」「南アルプス」でしょう!

 

 ですが「アルプス」と名のつくルートは各地に存在します。 

「沼津アルプス」や「甲州アルプス」など日本アルプスと比べ、規模は小さいがい ずれも「アルプス」と名が付き、親しまれています。

 

 今回紹介するのは、千葉県にあるアルプス「房州アルプス」です。

「房州アルプス」は最高峰が「無実山(みなしやま)」で標高は266mです。

3,000m級の山々が連なる日本アルプスと比べたら規模は10分の1ほどになりますが、魅力の詰まったハイキングルートです。

 

    

          開けた場所から望む千葉の山並みと集落  

 

 温暖な土地である千葉県は雪が降ることは滅多になく、年間を通して歩くことが できますが、一番適しているのは間違いなく冬でしょう! 

 

 「房州アルプス」は標高が低いため、6月ごろから9月までは気温が高く、山歩き には適しません。

長時間行動する山歩きには気温が高くない時期の方が適しています。

実際に1月下旬訪れた時も、気温は10℃ほどあり、快適に歩くことができました。 

 

 なので、「房州アルプス」行動中はウエアを脱ぎ着して調節できるようにすると いいと思います。

 

 

⑵.もみじロードからのアクセス

 「房州アルプス」への登山口へは、県道182号線「もみじロード」を経由し、林 道鹿原線を使いアプローチするのが一般的です。

 

 マイカーで行くのであれば、もみじロードから林道鹿原線へと入るところに駐車 スペースがあります。

また、公共交通機関で向かうのであれば、JR内房線・保田駅からタクシーとなります。 

 

           

                林道鹿原線から房州アルプスへと続く分岐点  

 

 林道を30分ほど歩くと登山口となる分岐点に到着します。林道は舗装路ですが、 ここからは未舗装の登山道となるので、靴紐などはしっかりと締めておきましょう!

 

 

⑶.房州アルプスの勾配

 登山道に入ると、冬とは思えないような緑豊かな樹林帯が迎えてくれます。

冬でも葉を落とさない常緑樹が多いのは千葉県のハイキングルートの魅力と言えます。

 

   

            常緑樹の樹林帯の中を歩く  

 

 登山口から勾配の緩やかな登山道が続き、時おり開けた箇所からは景色を楽しむ ことができます。

晴れていれば、遠くに富士山を望むこともできます。 

 

 「房州アルプス」は全体を通して起伏が緩やかなので、しばらく山歩きを休んで いた人にとっての足慣らしにも最適です。

 

⑷. 無実山の言い伝え

 今回ご紹介する「房州アルプス」のルートで唯一のピークが、「無実山」です。

「無実山」の山頂は木が生い茂っており、眺望はないですが、面白い言い伝えが残っています。

 

      

                    無実山山頂  

 

 かつて源頼朝がこの道を馬に乗って通過中、椎の実が頭に当たって激怒し、

「花は咲いても実はなるな」と椎の木に八つ当たりしたそう、以来、「みやまの椎 の実がならなくなった」という伝説があります。

 椎の木は源頼朝を傷つける意図はなく、無実であり、それ以降この山を「無実山」と呼ぶようになったそうです。 

 

 「無実山」の山頂は、登山道から外れており、案内もないのでうっかり通り過ぎ てしまわないよう気をつけましょう! 

地図アプリを用意しておくと見逃しを防げます。 

 

 無実山の山頂から30分ほど歩いたところで登山道は終わり集落に到着します。

そこから林道を使って「もみじロード」に合流するので、歩いて駐車スペースまで 戻り、車を回収しよう。

 途中、もみじロード沿いに「地蔵堂の滝」があり、滝の景色を楽しめます。 

 

 「もみじロード」を40分ほど歩くと、林道鹿原線との合流地点の駐車スペースま で戻ってくることができます。

スタートしてからぐるっと周回するのにかかった時間は、約2時間30分。距離にす ると10.4kmほどです。

 

 

 「房州アルプス」は、勾配の急な箇所はなく、のどかな山歩きを楽しむことがで きます。 

また、長いコースではないので、ハイキング後の時間も有効に使えると思いますので、房総半島の観光と合わせて、歩いてみては如何でしょうか?

 

それではまた!

自称 アルピニスト より