シリーズ、10,000円プロジェクト商店街のお店の売り上げを上げるには
今日もいってみたいと思います。
今回はひとつの結果についてご報告と考察を兼ねて書いてみたいと思います。
つい一昨日、FOX在庫表から通販してくれる方がいました、ほぼ同時期にお2人。
FOX在庫表とはうちの通販サイトです。
僕としては商品カタログのような役割として使っています。商品の値段のわかる場所。在庫がわかる場所という風にお客さんにも理解してもらっている通販サイトで、文字通り在庫表という言葉がしっくりくるサイトです。
裏を返せば、そこで通販してもらえると思っていません。最近では今まで以上に点数を載せることに力を入れているので、写真はハンガー掛けの写真を1枚になり、世界で1番売る気のない通販サイトになっているかもしれません。
ただ既存のお客さんが見て、こういうのが入っているんだ。いくらなんだ。と理解してはもらえて、ご来店して頂いたり、お取り置きのご連絡を頂いたりしているので、在庫表の役割としては担っていると思っています。
そんな在庫表から服が売れました。
1人の方は既存のお客さん。在庫表の商品を見て直接メッセージを頂き、やり取りのうえご購入されました。以前もこのようなパターンでお買い上げに至りました。
もう1人の方は、全く初めての方。僕を介することなくポチしてくれました。
お名前に記憶がなく、正直申し訳ないのですが、お名前とご住所だけでは思い出せませんでした。
なぜ売れた!?と目を疑いましたが、人気ブランドの商品だったからだろうと思いました。
ゴースローキャラバンの前後切替のアウターです。
発送準備に取り掛かり、メッセージを添えました。
ほとんど通販のないうちとしては、せっかくお届けするのに当たって一言添えたいと、だいたいお礼のメッセージを書いて送ります。
今回のお客さんにメッセージを書いている時に異変が起きました。
ゴースローキャラバンの商品は半年前にカタログをみてオーダーして仕入れします。なのでいつも季節が早すぎてよくわからないよと思いなかがらドキドキしながら仕入れます。
値段もしますし、売れるかなという不安があります。。
そういったものを気に入って買ってもらえるのはとても嬉しいことなんです。
そのような主旨の言葉がすらすらと出てきました。
こんなことお客さんに言ったことないぞ!!
顔の知らない初めてのお客さんに向けて考えてから出てきたのか、¥10000プロジェクト中だから出てきたのかわかりませんが、こういう心境ってうちのお客さんにも言ったほうがいいんじゃないか?(以前も言ったことあるしれませんが)そんな風にも咄嗟に思いました。
僕は、嬉しい。を伝えたかったんです。
あの写真だけの情報で購入を決めてくれたお客さんに感謝の気持ちとこちらの嬉しい気持ちを伝えるには?と考えた時にこんな表現が出てきました。
今まで出てこなかったような言葉が出てきた。
この異変は、冷静に考えて、おそらく一生懸命在庫表を更新しているからではないかと思います。
「お客さんは値段を知りたい」という仮説を、自分なりに実行してるのが在庫表になります。
ホントはやりたくない。なぜならワクワクしないから。
僕は、在庫表は筋トレと称することがありますが、まさしく痛みを伴います。首が痛くなります。
ですが、「これが買いやすい」の仕事か。と腑に落ちた感じがあります。
筋トレなんで、筋肉がついた体を眺めて、うんうんついてるついてると悦に浸ることがあると思いますが、その実感がないままやってきました。
ここへ来て、筋肉ついてるのか?と微妙な肉体の変化をようやく発見出来た気にもなります。
長くなってしまったので、今日はこの辺で。
在庫表をもう少し掘り下げてみたいと思います。
ではでは。