昨夜は、大屋地区&西保地区を対象にした住民懇談会が輪島消防署で開催されました。
大屋地区の多くの方は未だに仮設住宅へ入れずに二次避難している方が多くいます。もちろん懇談会への参加はできず、昨夜は50人足らずの参加者でした。
大屋地区・西保地区とも震災直後は孤立した集落が多くあった地区になります。
集落それぞれに抱える課題は多少の差異はありますが、概ね今後の生活に支障をきたす問題について要望の声が上がっていました。
[ 参加者からの指摘事項(声)]
・ 冬期間の除雪対策や降雪による倒木対策について
・ 啓開道路沿いの集落のゴミ収集について
・ 愛乗りバスの運行について
・ 防災無線の復旧について
・ 啓開道路の復旧見込みについて
・ 他市へ編入している児童生徒の復帰への案内について
・ 仮設住宅が狭すぎるとの指摘について
・ そして、輪島市として輪島市民に対して、どのような町
にするかの展望が示されていない。
創造的復興は名ばかりで具体的な提案がないという声が
強く印象に残りました。
市民に対して輪島市の創造的復興へ向けての動きが見えないという声はその通りだと思います。
市内3地区で未来トークを行っていますが、市民の声を聞いたというアリバイづくりだという指摘もあります。
もっと市外へ避難している子育て世代や若者の意見、何より輪島を離れている輪島出身者の声を幅広く聞くことが必要だと思います。
焼失した朝市通りの木造建築物の解体撤去はほぼ終わり、高層階の建物の解体撤去作業に入っています。
市内にはまだまだ危険建物がありますが、9月初旬からは解体作業班が200班体制で入るとのことです。
昨夜は坂口市長が都合で参加できなかったので、直接市長から話を聞きたかったという声もありました。