自家製の銃 | アメリカ片田舎の毎日

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皆さんの知っているアメリカとは全く離れたところで生活しています。こんなこともアメリカでは起きるのです。



昨晩寝る前にCNNのアプリをチェックすると驚きのニュース!

奈良市近鉄駅前で安倍元首相が撃たれたとのこと。

そして今朝起きると残念な訃報が入ってきました。

日本では田中角栄氏、吉田茂氏、などなど日本の繁栄に貢献された首相はたくさんいらっしゃるけど、海外で一番知られてる日本の元首相はやはり安倍晋三氏です。

アメリカでも3人の大統領(ブッシュ息子、オバマ、トランプ)と働かれ、オバマ大統領とパールハーバーを訪問され、とにかく知名度が高い。

なのでこの暗殺事件は大変大きく取り上げられています。

その瞬間の映像もすでに何度もテレビで見たのだけど、時間と関係なく周りにいた人々の反応に私は驚きました。

バーンと大きな爆発音がして安倍氏が倒れても誰一人逃げようとしない!

アメリカなら、車のエンジンから爆発音が聞こえただけで周りの人はパニック、その場を逃げようとします。

それだけ日本社会では銃を使った犯罪が少ないからなのでしょうが、警備体制はあまりにもお粗末でした。




こんな近くに犯人が来れるの?ナイフを使った襲撃しか目になかったのか?銃なら至近距離の場所。


こちらで強調されているのはいかに日本では銃を使った殺人事件が少ないか、ということ。昨年は日本で銃で殺された人数は1名、アメリカでは45,000名以上。人間の数より銃の数が多いというアメリカ社会。


それだけ銃が規制されている日本ですが、犯人は自家製の銃を使った模様。写真を見るとパイプを二つガムテープでくっつけたような物ですね。花火を使って弾を発射したと聞きました。


自家製の銃。


日本でもこんなことをする人が出てきたのか?


ネットフリックスで、コロナ禍の始まった2020年を風刺したDeath to 2020という番組があります。そして国会に暴徒が押し入った昨年もDeath to 2021という番組がありました。でもひょっとしたら今年が一番酷いのではないか?ロシアが起こしたウクライナ戦争、最高裁の中絶は違法な判決、平和なはずの日本で元首相が暗殺される…


普段は楽観的な私でもこれから先が不安になる出来事ばかりです。