第１０６回夏の甲子園　出場校予想

８月７日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会、また今年も熱い高校野球の季節となりました。

各都道府県の４９代表校の出場校予想をしてみます

※予選決勝日程が早い地域から

◎＝本命、〇＝対抗、▲＝３番手　△４番手以降、☆＝応援校

埼玉・西東京・愛知・三重・京都・奈良・和歌山

【埼玉】 142チーム（昨年代表：浦和学院）

過去１０年の代表校

花咲徳栄５回、浦和学院３回、春日部共栄１回、聖望学園１回

昨秋、今春の県大会を制した花咲徳栄が、一歩リードする。打線は、長打力のある石塚裕惺や生田目奏を中心に切れ目がない。春の県大会では「送りバントなし」の方針で5試合58得点。投手陣もエース上原堆我が関東大会初戦で5回参考記録ながらノーヒットノーランを達成するなど、安定感が増した

追うのは昌平。投手層が厚く、タイプの異なる左右がそろう。春の県大会では計9人が登板した。打線も中軸の山根大翔、桜井ユウヤに力がある

昨夏の甲子園に出場した浦和学院や、春の県大会でともに4強の山村学園、春日部共栄も上位進出を狙う

以上スポーツブルさん記事

打撃に特化した超攻撃型チームの花咲徳栄、低反発バット元年の今年、どんな勝ち上がりをしてくるのか興味深々です

◎花咲徳栄

石塚裕惺内野手

〇昌平

▲浦和学院

△山村学園

△春日部共栄

△埼玉栄

△聖望学園

☆昌平

☆山村学園

☆細田学園

☆川口市立

【西東京】　124チーム（昨年代表：日大三）

過去１０年の代表校

日大三３回、東海大菅生２回、日大鶴ヶ丘１回、早稲田実１回、八王子１回、

國學院大久我山１回

優勝争いの軸は、今春の都大会で準優勝した東海大菅生だ。関東大会3試合で5安打の上位打者・小上防（こじょぼう）登生（とおい）や高西航輝らが打線の要。上原慎之輔や小島葵ら投手陣の成長が鍵を握る

昨秋の都大会準優勝で、新監督率いる創価は高橋球児や井路端広明らの打撃が力強く、投手層も厚い

昨夏準優勝で左右の2投手を擁し、今春の都大会4強の日大鶴ケ丘、国学院久我山などが続く

大会3連覇のかかる日大三はノーシードから、地力のある早稲田実も上位進出をうかがう。昨夏4強で明大中野八王子から校名が変わった明大八王子もチャンスを狙う

以上スポーツブルさん記事

◎東海大菅生

小島葵投手

〇國學院大久我山

▲日大二

△明大八王子

△日大鶴ヶ丘

△創価

△日大三

△早稲田実

△佼成学園

☆明大八王子

☆佼成学園

☆桐朋

☆総合工科

☆日野

【愛知】　173チーム（昨年代表：愛工大名電）

過去１０年の代表校

愛工大名電４回、東邦２回、中京大中京２回、愛産大三河１回、誉１回

私学四強と形容される愛知は、強豪校に有力選手が分散する為、選手の大半が入れ替わる三連覇はとても困難で、過去３０年でも名電が二回達成したのみ、

昨年三連覇を達成したその愛工大名電は今年四連覇が架かる。

愛知大会の四連覇は、昭和２８年～３１年の中京商が史上唯一、名電が愛知の球史にその名を刻めるか･･･

夏のシード権がかかる春の県大会で、今年少し戦力ダウンのライバル東邦に足元を掬われ三回戦敗退となった愛工大名電、夏はノーシードの１回戦からのスタート。

『待たされるよりはいい』と強がった倉野監督ですが、優勝まで８連勝が必要になったこのスケジュールは誤算でしょう。

入ったゾーンは二回戦で菊華、三回戦で愛産大三河、四回戦で成章、決して弱くない中堅クラスとの対戦が予想され、ベスト８進出を賭けた五回戦ではシード校享栄と雌雄を決する戦いとなる、決勝まで気の抜けない相手との連戦が続く、これは相当キツいと思う

名電同様、他校ならエース級であろう投手を三人以上有する中京大中京が最大のライバル。

こちらは初戦（三回戦）の相手はおそらく誉、少し厄介な相手ですが、ここを突破すれば名電のゾーンほど骨のある相手はいない、ベスト８は確実。

この春は県大会 ⇒ 東海大会、とレベルが上がるごとにパフォーマンスを上げ、東海大会では優勝、投打に柱となる選手を配し伝統の堅守と手堅い野球でスキがない。名電の四連覇を阻むのはこのチームです

二強に続くのはやはり伝統校の享栄と東邦

三番手も私学勢、悲願の甲子園を目指す中部大春日丘と豊橋中央、

モイセーエフ君の豊川、至学館、中部大一、星城、愛知啓成、大成、日本福祉大付、愛知黎明、愛産大三河、桜丘、栄徳、科技学園豊田

誉と名古屋たちばな（旧愛産大工）は二戦目の相手が私学四強、ここを乗り切れるか

注目は秋４強の小牧南と、上位常連で毎年打ち勝つチームで臨んでくる西尾東の公立二校、波乱を巻き起こせるか

公立では他にも、四回戦常連の大府、天白、西春、高蔵寺、成章、渥美農、豊田西

元気な公立高校にも大いに大会を盛り上げてほしい

◎中京大中京

中井遙次郎投手

〇愛工大名電

▲享栄

△東邦

☆中部大春日丘

☆星城

☆豊橋中央

☆杜若

☆豊橋商

☆西尾東

☆小牧南

☆桜丘

☆日本福祉大付

☆安城東

☆科技学園豊田

【三重】　60チーム（昨年代表：いなべ総合）

過去１０年の代表校

三重３回、いなべ総合２回、津田学園２回、津商１回、白山１回

春の選抜大会で初戦突破した宇治山田商、春の東海大会準優勝の菰野、春の県大会優勝の津田学園が軸になりそうだ

宇治山田商は、140キロ台の速球で押す中村帆高がエースに復帰した。菰野は投打の主力メンバーが2年生で、左腕栄田人逢と右横手投げ森柊真が連戦に備える

津田学園は二遊間を中心とした守備力に定評がある。

昨夏代表のいなべ総合も、春の県大会で津田学園と延長十回を互角に戦った。2018年に白山を夏の甲子園に導いた東拓司教諭が監督に就いた昴学園は、春の県大会で強豪の三重や宇治山田商を破って初の3位になり、「下克上第2章」をうかがう

以上スポーツブルさん記事

センバツ大会で底力を見せつけた宇治山田商、投攻守すべてがハイレベルで春夏連続の甲子園が見えてきた、最大のライバル津田学園とは準決勝での対戦が予想されます、春の東海大会で決勝まで進んだ二年生軍団の菰野と、創部５年目の神村学園伊賀はどこまでレベルアップしているか注目、今年は前評判がそれほどでもないが三重はやっぱり地力がある、

◎宇治山田商

郷壱成外野手

〇津田学園

▲菰野

△三重

△津商

△海星

△神村学園伊賀

☆昴学園

☆神村学園伊賀

☆近大高専

☆皇學館

【京都】　73チーム（昨年代表：立命館宇治）

過去１０年の代表校

龍谷大平安２回、立命館宇治２回、京都国際２回、鳥羽１回、京都翔英１回、

京都成章１回

春の近畿大会で初優勝し、春夏連続出場を狙う京都国際に、選抜出場の京都外大西、春の府大会3位の京都両洋などが挑む構図

京都国際はエースの左腕中崎琉生（るい）に加え、2年生左腕の西村一毅（いっき）が急成長。打線は、主将の藤本陽毅（はるき）らを中心にそつがない

京都外大西は大黒柱の田中遥音（はると）ら、タイプの違う投手がそろう。京都両洋はつなぐ打撃が持ち味。春の府大会で手応えを得て、チームに勢いがある。

春4強で、府内最多の夏34回の出場を誇る龍谷大平安、昨夏の京都大会を制した立命館宇治、公立勢の鳥羽、西城陽も上位進出を狙う

以上スポーツブルさん記事

◎京都国際

西村一毅投手

〇龍谷大平安

▲立命館宇治

△京都外大西

△京都両洋

△京都翔英

△福知山成美

☆京都両洋

☆京都共栄

☆京都すばる

☆宮津天橋

【奈良】 34チーム（昨年代表：智辯学園）

過去１０年の代表校

智辯学園５回、天理３回、奈良大付１回

春の近畿大会4強の天理が一歩リードしている。春の県大会決勝で2本のスリーランを放った大谷汰一や主将松本大和を中心に強打者がそろう。エース麻田悠介は、多彩な変化球でタイミングをずらす投球が持ち味。大学野球を30年間指導し、今年就任した藤原忠理監督の手腕も注目される

追うのは連覇を狙う智弁学園。昨夏の甲子園を経験した主将知花琉綺亜や佐坂悠登が並ぶ打線はつながりがよく、左腕田近楓雅を中心とした投手陣も厚い

最速145キロの沢辺孝良を擁する橿原学院、昨秋の県大会準優勝で春8強の奈良大付、公立勢では高田商や橿原も有力だ

以上スポーツブルさん記事

投の智辯、打の天理という昔からのイメージが強い奈良の二強。

今年の天理は久しぶりの強打のチーム、注目は５番の “ オオタニサーン ” こと大谷汰一選手、甲子園で飛ばないバットでのスタンドインが見たい

◎天理

大谷汰一外野手

〇智辯学園

▲橿原学院

△奈良大付

△高田商

☆橿原学院

☆奈良北

【和歌山】 36チーム（昨年代表：市和歌山）

過去１０年の代表校

智辯和歌山６回、市和歌山３回

春の県大会で優勝、近畿大会でも準優勝した智弁和歌山を、選抜大会に出場した田辺や耐久などが追う

智弁和歌山は、身長197センチの右腕、中西琉輝矢や2年生の右腕、渡辺颯人など多彩な投手陣をそろえる。春の県大会で5試合全てで5点以上奪った打線も圧倒的だ

選抜大会に21世紀枠で出場した田辺は、この大会で4強入りした星稜(石川)と接戦を演じ、自信をつけた。主軸の山本陣世らの振りは鋭い。同じく4強の中央学院（千葉）に初戦で敗れた耐久は、エース冷水孝輔が直球に磨きをかける

春準優勝の和歌山東、昨夏を制した市和歌山も力がある

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平成以降の３５年間で、春・夏･･････４季続けて智辯和歌山が甲子園に姿を見せなかったことはありません。昨夏、今春と智辯和歌山のいない甲子園が２季続きました、今夏は甲子園で強い智辯和歌山がみられそうです

◎智辯和歌山

中西琉輝矢投手

〇市和歌山

▲和歌山東

△近大新宮

△高野山

△初芝橋本

☆近代新宮

☆紀央館

甲子園出場校予想⑥