鬼畜な会」で女性を獲物にむき出しの毒牙で女性を犠牲にした中居正広に対しては全く同情しない。引退発言を惜しむ声が他の芸能人やコメンテイターなど倫理観が欠如した者共がいるが、生涯に残る傷を負わされた女性への一見配慮した言葉も、まったく表面的なものでしかない。田村淳などはその一人である。自分が知らなかったからと言って中井が是認されるわけでもないだろうことが全く分かっていないし、そもそも自分も脛に傷があるのだろうとしか思えない。
中居のとどまることのない性欲の犠牲になった女性のことを考えると、思い出したのは今から20年余以上前に起こったスーパーフリー事件である。いま50歳くらいになっていると思うが世間を揺るがした集団強姦事件で主犯の和田真一郎は女性をどのようにみなしていたか。
- 「女は撃つ(強姦する)ための公共物だ」
中居も似たようなものである。女子アナを劣情のはけ口の公共物とでもみなしていたのだろう。和田も中居も結婚する気などなかったようである。和田の発した数々の言葉を読めば、この男もまたサイコパスなのだろう。
ところがそういう鬼畜強姦魔和田のことを和田サンと呼び慕っていたりする者もいれば、擁護するものもいる。いまだに中居「クン」とか中居「さん」と呼んでいるのと、和田を和田「サン」と呼ぶことのどこに違いがあるのだろうか。また和田の蛮行を知りながらアテンドした女性もいる。
こういう構図と、中居がやれ共演者に寿司をおごったとか、やれ優しかったとかいうものもいるが、そういう連中は和田を擁護する人間と同じである。さらにスーパーフリー事件で和田が何をするかを知っておきながら、アテンドした女性がいたが、それと中居から性被害を訴えたときにもみ消したと言われる佐々木恭子が重なる。勿論佐々木はアテンドしたわけではないが、中居の毒牙にかかるように蜘蛛の巣を設定したと言われる中嶋Pの所業を結果的に容認したのではないか。関テレ大多社長がフジテレビの専務時代にこの案件を知り、重大事件だと判断して港社長に挙げたということだが、それは佐々木恭子から聞いたのだろうかを知りたいものだ。
スーパーフリー事件ではスーフリサークルは早稲田大学における公認サークルだったが事件発覚を受けて、早稲田大学は和田を含めた事件関係者を即座に退学処分にしたが、フジテレビは事件発覚後も中居を起用し続けた点で危機管理が全くできておらず、いわゆるコーポレートガバナンスが全くなっていないことは明らかだ。大多社長は関テレに来た当時、関テレがそれがよく整っていると言ったときに、記者からフジテレビはどうだったという主旨の質問が出た。大多はそれに対し「フジテレビもよくできている」と言ったが、佐々木恭子のような重鎮が握りつぶしたのであれば、まったくできていないことになり、大多は嘘を言ったことになる。
フジテレビ社員のことを考えるとフジテレビ経営陣に対しては徹底的に息の根を止めてほしい。