誤解してますね。 | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

私は元長老を誹謗中傷なんかしてませんよ。放置しておくと尾ひれがつきそうなので説明しておきますね。

 

すべて元長老が自らの正当性を訴えるために、その人がブログで明らかにしたことに基づいて論を展開しています。独身女性とのメールのやり取りに基づいて審理委員会が開催され、審理委員の一人が「大きな罪に至らなくてよかったですね」と言ったと書いていました。メール内容を明らかにしませんので、その内容が事務レベルを超えた親密なものであるかどうかの判断はできません。ですから状況証拠で判断せざるを得ないのですが、その状況をこの人自身が明らかにしています。相手女性の反応も含めてです。

 

で、私としてはその件が長老削除に該当するかどうかはもうどうでもいいと思っています。もしその内容が常識的な範囲を多少逸脱しても「この程度のやり取りで長老削除は少し厳しいのではないか、今までの働きも考慮し一定期間、すべての割り当てを遠慮してもらう程度でいい」という温情判断もできたのでないかと今は思っています。とにかくメール内容を知らないので何とも言えませんが、審理対象者が「愛情を感じない」と言っていることから、何らかの齟齬が審理委員側にあったことは事実でしょう。このどこが誹謗中傷になるのでしょうか。

 

しかしながらアーカイブ団体の159件の”性加害”の中には「性的な言葉を掛けられた」(14件)というのもあります。そして加害者の多くは長老や奉仕のしもべなどの役職者だと言っています。勿論元長老がメールの中でそのような表現があったとは言っていません。

 

しかしアーカイブ団体は「159件は少ないかもしれないが、そのようなことは一件たりともあってはならない。」と言っていました。この「一件たりともあってはならない」というのは人間の持つ不完全さを考慮しない極めて狭い料簡で発せられたものです。それでもその言葉を実現するためには、未然に防止する必要があります。ということはメールのやり取りが少しでも事務レベルを超えたものであるならば厳しく取り締まらなければならないということを意味します。となると長老削除もやむなしということになるのです。アーカイブ団体の「一件たりともあってはならない」という姿勢は更なる厳格な制度の導入を求めていることになるのです。ですからアーカイブ団体の人が、この元長老の審理委員になれば長老削除に動いた可能性がすこぶる高いと言っているのです。そういう考えのもとで審理を行うからです。

 

この未然に防止するというのは、中露朝のような権力国家において、言論の自由を封殺し、言論が実行に至ることを防ぐために厳しい取り締まるをすることが許されるという考え方なのです。アーカイブ団体の「一件たりともあってはならない」という言葉はそういうコミュニティを要求しているのです。私はこの主張は危険なものだと思っています。

 

一方で、アーカイブ団体主催者は「例えばこれまで、私たちの間では常識だった「鞭問題」「輸血拒否」「審理委員会」「大学進学問題」「性的虐待」「子供の伝道参加」…などなど、どれ一つとして「本当にそれがものみの塔の指示した事なのか本当に起きているのか、起きているとしてそれはいつ頃からどの地域で起きていると言えるのか、またそれを被害として正確に語れる人はいるのか、と言った視点で、改めて情報を洗い直す必要性に迫られた一年でもありました。」と言っています。

 

これは現行審理委員会の厳格な基準や措置などに対する抗議とも受け取れます。また性加害を未然に防ぐための審理委員会というものを問題視していることになるのです。したがって「このようなことは一件たりともあってはならない。」という主張と矛盾ではないかと言っているのです。どこが誹謗中傷になるのか明確にお教え願いたいのです。矛盾であると指摘されたのであれば、矛盾ではないという説明責任があるということで、これは健全な議論をするために意識しなければならないことです。

 

それとアーカイブ団体の性被害の中には性体験を聞かれるというものがありますが、それは審理委員会で一部長老が長老の教科書の文言を独自に解釈して、事細かに事案のあらましを尋ねることもあるでしょう。実際元出世幹部は自分がどういうことを行ったと告白しています。しかし現役長老に尋ねると日時の特定は尋ねるが、詳細に尋ねることはしないと言っていました。となると個人の興味本位の程度が関係しているのです。

 

被害弁護団はこの元出世幹部を使って組織を糾弾していますが、アーカイブ団体主催者の情報を洗いなおす事案の中に「審理委員会」を挙げたのであるならば、被害弁護団がコマとして使ったこの元出世長老はアーカイブ団体から見れば、擁護したい対象になるのでしょうか。

 

ついでながらこの元出世幹部は、同労者のはずの長老が開拓奉仕の要求時間を3年連続で満たさなかったということで、長老削除を企図し、それが実現しないことで立場が上の巡回監督を思いっきり罵倒したと本人が言っています。そして審理委員会では婚前交渉をした二人の審理対象者に事のあらましをつまびらかに尋ねました。この元出世幹部は審理対象者を悔い改めるように優しく扱うことはなく、「サタンの誘惑に屈したもの」と決めつけて審理を行ったと本人が言っています。

 

ではこの元出世幹部が、独身女性と頻繁にメールのやり取りをした(本人談)既婚長老の審理委員になったとしたら温情判決を下すとは思えないと考えるのが合理的です。

 

私が言いたい要点は、ものみの塔組織を糾弾するいくつかのグループがありますが、その主張内容をよく読むと、互いに矛盾しあっているということです。それぞれが独自に主張を行っているのですが、実はAのグループの主張を通すと、Bのグループの主張は崩れてしまうので、それは共食いになるということです。これは言論の自由の範囲内のことで、誹謗中傷では決してないのです。訴訟を考えているのも自由ですが、弁護士にこの記事を読んでもらうようお勧めします。