金メダル交換は私もそうすべきだと主張していました。
やはりそうなりました。
しかし後藤選手の気持ちを最優先すべきです。
関係者によりますと、後藤投手はかまれたメダルについて、チームで勝ち取って表彰式で授与されたものだとして、新しいメダルとの交換を辞退する意向を示していたということです。
これは後藤選手自身は周囲が大騒ぎするほど河村市長の行為をとがめていないということです。市長が噛んだ時にも後藤選手はうろたえた様子もなく、河村市長が言う通り和やかな雰囲気でした。
表彰台で仲間からかけられたメダルです。そのメダルはその瞬間に貴重なものになり、河村市長のかじり行為で汚れるものではないのです。新たに交換されるメダルは後藤選手にとってみればレプリカのようなものです。周囲の「正義感」で後藤選手の気持ちを壊すべきでは断じてありません。
409~からです。このこのメダルは唯一無二のものです。新しいメダルの費用は河村市長に請求されるのですから、いわば河村たかしが買ったメダルのようなものです。そんなもんはいらないでしょう。後藤選手にしてみれば河村市長のかじり行為よりもメダル交換のほうが傷つきます。
世界で名だたる企業であり、五輪最大のスポンサートヨタが公式に非難しました。河村市長は謝罪しました。JOCは交換すると言いました。後藤選手にしてみればもうそれで充分なのでしょう。これ以上後藤選手が傷つかないように願います。
後藤選手のお名前を見て昔あった「希望の友」という雑誌を思い出しました(笑)。横山光輝の「水滸伝」「三国志」に夢中になりましたね。この雑誌は2001年に休刊になりましたが、その年に後藤選手は生まれているんですね。奇妙な偶然でしょうか。
