「マイコン」JWを理解する一助 | 世の中とかなんやかんやに対する感想

世の中とかなんやかんやに対する感想

できるだけ俯瞰して世の中のことについて書いてみたいと思いますね。

いわゆる自称覚醒者たちがマイコンと呼ぶJWたちのことが理解できないと言っているようだが、その理解を助ける現象が生じている。


夏風邪さんはものみの塔の考え方、やり方、リテラシーなどなど非常に類似点がある。WT組織やそこにいる人々を理解するために、夏風邪さんやその周辺にいる人々は絶好のサンプルとなっているのである。ご本人がどれだけ認めようとしなくても、驚異的ダブルスタンダードや全否定思考などはそのままものみの塔なのである。だからWT組織にたいして疑問を投げかけたい人は夏風邪さんに尋ねればいいかもしれない。「どうしてそんなダブルスタンダードでも平気なのですか。」という具合だ。


それでも私は夏風邪さんを全否定しない。なぜなら夏風邪さんによって慰められた人もいると思うからだ。夏風邪さんの励ましに嬉しさを感じた方もいらっしゃるだろう。そのような人々が慰められた事実を否定しないし、非難する気もない。夏風邪さんがそういう慰めを与える特質を持っていらっしゃるからそういう人たちがいるわけでそしてそれは私も認めている)そういう方々の気持ちを尊重する。それが私が夏風邪さんを全否定しないということだ。また夏風邪さんの親しい方々は誠実な方もいらっしゃるだろう。夏風邪さんを批判したからと言ってその人たちまでまったく同じようには見ていない。その意味でも全否定していない。


私が夏風邪さんの偽善性をいくら指摘しようとも、それで夏風邪さんから離れない人もいらっしゃるだろう。私の夏風邪さんを批判する記事を哀しく思い、たぶん怒りを感じる方もいらっしゃるだろう。夏風邪さんを批判することで自分まで批判されたと感じる方もいるだろう。だから余計に夏風邪さんを何としても応援したいと思う方もいらっしゃるだろう。夏風邪さんと良い歴史を持っている人たちがそう感じるのは、皮肉ではなく「愛」だと思うし、それはとても良いものだと思っている。


そういう結果が出ることを予想して私は書いている。キツイことを書けばその分、守りたいと思う人たちが出てくるわけでそうなることは織り込み済みである。その反応を見てほしいという思いがあるからだ。そこまで考えて書いている。繰り返すが夏風邪さんが根は善人であるという最初に抱いた思いは持続している。


同じなのだ。


 WT組織が欺瞞に満ちていることが今は白日の下にさらされたとはいえ、それで全員が組織から離れるわけではない。組織から慰められ、励まされた思いを持つ人は、たとえ組織がどれほど世間から非難されようと、組織に忠節を保とうとする。そのような方々が慰められた事実があり、心の平安を出版物の一つの文言で励まされたのである以上、組織を全否定しない。組織擁護者はいやむしろ反対が強くなればなるほど帰依の気持ちは強くなる。それだけの歴史があるからだ。


 この「歴史」というのを侮ってはならない。今将棋ブームだが「♪吹けば飛ぶような~」「王将」のモデルとなった坂田三吉の糟糠の妻は、夫との歴史があればこそ、三吉が離縁を申し出た時もそれを断った。世の中には「さっさと離婚すればいいのに」と第三者が言ったとしても、当人にすれば「ほっといてくれ、何も知らないくせに」と答えるだろう。


 帰依とか慕う気持ちは理屈がすべてではないことが多く、それを認めることが「覚醒」なのである。夏風邪さんを励ましたいと思う人たちは、その思いこそが組織にとどまる人の思いと同じなのであることに気づくヒントになるのではないか。夏風邪さんを応援する人を私がもし「夏風邪さんのマイコンさん」と言えば、それは大変失礼なことだと思うのではないだろうか。夏風邪さんはそういうことをしているのだ。一生懸命自分を育ててくれ自分の食事を準備してくれ自分の福祉を気遣ってくれてきた大恩ある親に対してもだ。


いくらWTの教理信条を分析し、検証して何とか辞めさせたいと思ってもそれができないのはこういった心の絆や、契り、結びつきを破壊しようとしているからだ。私に対し「桶は排斥にすべきだな」と暴言を吐いた人はそのあとで「身内が組織にいる人のことを分かっていない。」という趣旨の言葉を付け足したが、その人の全否定思考こそが、身内を組織に執着させる要因になっているかもしれないことを分かっていない。やや「神」になりつつある。


さて夏風邪さんとしては、自分の記事にいいねを押してくださる方々もいらっしゃるし、自分を励ます方々もいらっしゃると思う。そういった方々の中に1世はいないだろうか。夏風邪さんが「加害者」と決めつける人はいないだろうか。もしいらっしゃるのであれば、そのような愛ある心根を持つ1世が組織に惹かれたのだということを決して忘れてはいけない。もしそれでも1世を「加害者」と言い続けるなら、もうあなたは誰からも信頼などされないだろう。名誉棄損記事を擁護したあなたは「加害者」になっていることを何度でも思い起こさせる。それほどあの発言は酷いのだ。


 私は組織であれ個人であれ同じ物差しを持って測っている。 WT組織を全否定しないと言っても、夏風邪さんを全否定しないというくらいのレベルであると思っていただければいい。ただ、最近は知らないが、組織はそれでも聖書の言葉に基づいた建設的なことを書いていた。それで心が養われることを書いていた。夏風邪さんはとにかくあら捜しとも思われる批判記事ばかりを書いている。(これは現政権に対する批判記事にも通じる精神である。)だから組織のほうが肯定部分ははるかに大きい。